インドネシア最大のラーメンメーカー「インドミー(Indomie)」が発売した「韓国ラーメン」に対して「商標権侵害」をめぐる論争が巻き起こされた。名前が「韓国ラーメン」であるうえに、K-POPガールグループであるNewJeansがアンバサダーを担当しており、「韓国企業が韓国で作ったラーメンと誤解する恐れがある」という主張が一部から出ているが、これに対して韓国特許庁が立場を明らかにした。
インドミーは先月31日、「韓国ラーメン」シリーズ3つを発売した。製品の包装には韓国語で「韓国ラーメン」と書かれており、英語表記も日本式の「Ramen」ではなく韓国式の発音「Ramyeon」を使った。
広告映像も公開されたが、このブランドのアンバサダーになったNewJeansが「とてもおいしい、インドミー」と韓国語で話す場面が登場する。
シンガポール放送CNAは「インドミーの戦略が単にインドネシア市場だけでなく、世界市場への拡大を狙ったもの」と分析した。現在、インドミーは代表製品「ミーゴレン」などを世界100カ国に輸出している。
だが、一部では「K-POPととおにK-フードの地位が高まった状況で、インドミーが韓国の商標権を侵害したのではないか」という主張が提起されている。
あるネットユーザーは、請願掲示板「国民申聞鼓」を通じて特許庁に問題を提起した。これを受け、特許庁は「現地で販売中の『韓国ラーメン』が現地消費者にとって韓国産と誤認・混乱される余地がある」とし「ただし、この事案が制裁の対象になるか否かはより専門的な検討が必要だ」と答えた。
また「制裁の可能性についてはより専門的な検討が必要であり、制裁が可能であってもインドネシア現地法規に基づく必要がある」とし「今後インドネシア政府との会談で意見を交わし、解決策を模索する」と伝えた。
2024/11/12 08:33
https://japanese.joins.com/JArticle/326094