韓国国会外交統一委員会の野党議員たちが24日に予定された日本の「佐渡鉱山(佐渡島の金山)追悼式」と関連し、「日本政府に免罪符を与えるための形だけのものでないならば、なぜこのように拙速に進めるのか」と政府を批判した。
外通委所属の共に民主党・祖国革新党議員たちは21日、共同声明書を出し「この追悼式は韓国政府が大々的に掲げてきた成果の一つ」だとし、「(にもかかわらず)『佐渡鉱山追悼式』として進められており、この追悼式が『強制動員された朝鮮人労働者』のための追悼式なのかさえ明白でない」と指摘した。佐渡鉱山には日帝強占期(日本による植民地時代)に朝鮮人が強制動員されたが、佐渡鉱山がユネスコ世界文化遺産に登録された7月、韓国と日本は強制動員被害者の追悼式を開くことで合意した。ところが、24日に新潟県佐渡市で開かれる初の追悼式は、強制動員の有無が分からないよう、「佐渡鉱山追悼式」として執り行われる予定で、日本政府側の高官が出席するかどうかも不明な状況だ。
野党議員たちは「両国が約束した初めての追悼式であるだけに『佐渡鉱山』に刻まれた『日本による植民地時代強制動員』という私たちの苦痛の歴史をもう一度振り返り、被害者を追慕できるようにすべきだった」と指摘した。それと共に「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権が『こっそり追慕式』、『不透明な追慕式』で拙速に進めている」として「私たちの歴史を隠したいのか、それとも依然として日本の顔色を伺うのか」と問い詰めた。
議員たちは「政府は今からでも拙速追悼式を延期し、追悼式関連進行内容と詳細状況を国民に公開し、十分に説明せよ」と要求した。
2024/11/21 11:17
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