来年の日本の国内総生産(GDP)規模がインドに押されて5位に下落する見通しだと日本経済新聞が21日に報道した。かつては米国に次いで2位だった日本は、2010年に中国、昨年はドイツにそれぞれ追い越された。
国際通貨基金(IMF)によると、2025年にインドのGDPは4兆3398億ドルで日本の4兆3103億ドルを抜いて4位になると予想された。
昨年10月のIMFの見通しでは2026年にインドが日本のGDPを超えると予想したが今月IMFが提示した修正見通しでは逆転時期が1年さらに前倒しされた。
円安により日本のドル基準GDPが大幅に減少した影響が大きかった。
ここにインドが人口増加により高速成長中でもある。
インドのGDP規模は2014年に10位だった。だがIMFの予想値を見ると、インドは2027年にはドイツも抜いて米国と中国に次ぐ3位の経済大国になる見通しだ。
昨年日本はGDP規模で55年ぶりにドイツに抜かれGDP順位が4位に落ちた
日本は一時米国が脅威を感じるほど高速成長した世界2位の経済大国だったが、2010年に中国に押され3位になるなどGDP順位が後退する状況だ。
2024/04/22 07:21
https://japanese.joins.com/JArticle/317691