韓国・国立国楽院が、世界人類無形遺産の「宗廟(そうびょう)祭礼楽」を25年ぶりに日本の舞台で披露する。国立国楽院は「来たる19日に東京の文京シビックホールで宗廟祭礼楽を公演する」と発表した。国立国楽院が初めて日本で宗廟祭礼楽を披露したのは2000年、朝日新聞社の招待公演でのことだった。当時、宗廟祭礼楽が海外で初めて公演されたケースとして注目を集めた。今回のステージは、韓日国交正常化60周年を記念するために企画された。
国立国楽院は今年初めから、これまで宗廟祭礼楽があまり登場していなかった海外のステージも開拓し続けている。4月4日・5日にはシンガポール最大の国立総合芸術センターである「エスプラネード」の世界宗教音楽祭(A Tapestry of Sacred Music)で初めて招待公演を繰り広げた。11月8日・9日には香港の葵青劇院のステージで、駐香港韓国文化院の招待により、現地の人々の前で初めて宗廟祭礼楽を披露する。
ユン・スジョン記者
2025/04/09 08:00
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