李政厚がワンマンショー、今度は2打席連続弾…ヤンキースとの3連戦で本塁打3本7打点

投稿者: | 2025年4月14日

メジャーリーグ(MLB)サンフランシスコ・ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ、27)がニューヨーク・ヤンキースを相手に米国舞台で初めて2打席連続の本塁打を放った。

李政厚は14日(日本時間)、米ニューヨークのヤンキースタジアムで行われたヤンキース戦に3番・中堅手で先発出場し、4回と6回に2打席連続となる今季2、3号本塁打を打った。

 サンフランシスコはこの日5-4で勝利したが、李政厚がチームの5得点のうち4打点を叩き出すワンマンショーを見せた。MLBドットコムは試合後「プレーヤー・オブ・ザ・ゲーム」に李政厚を選定した。

李政厚は米国進出後初めとのヤンキースとの3連戦で本塁打3本を含む9打数4安打7打点という成績を残し、存在感を示した。

李政厚はこの日1回、センター直飛に倒れた後、4回の2打席目に本塁打を放った。チームが0-3とリードされた4回一死後、ヤンキースの先発カルロス・ロドンの6球目スライダー(138キロ)を右翼スタンドに運んだ。打球の速度は166.2キロで、飛距離は123.7メートル。2日ぶりの本塁打となる李政厚の今季2号だ。

李政厚は1-3と追撃する6回に逆転本塁打も打った。6回一死一、二塁の場面でロドンの5球目のカーブ(131.5キロ)をとらえ、右翼側に3ランを放った。

李政厚のメジャー初となる2打席連続本塁打、1試合2本塁打だ。昨年16勝の特級左腕投手ロドンが1試合で左打者に本塁打2本を許したのもこの試合が初めてだ。

李政厚は8回にも先頭打者で四球を選んで出塁し、この日3打数2安打4打点2得点1四球と絶好調だった。シーズン打率は3割5分2厘となり、OPS(出塁率+長打率)は1.130まで上がった。

李政厚は試合後、「重要なのはアウェーでチームが勝ち越したこと」とし「寒くて雨も降り、天気が良くなかったが、相手も同じ状況であり、気を引き締めて臨んだ」と語った。

李政厚は昨季MLB舞台にデビューしたが、5月13日のシンシナティ・レッズ戦で肩を負傷し、シーズンを早期に終えた。今季はけがから回復し、攻守走でKBO(韓国プロ野球)最高打者の実力を見せている。すでに本塁打3本に11打点をマークし、昨季の成績(本塁打2本・8打点)を超えた。

サンフランシスコは中心打者の李政厚の活躍などで、サンディエゴ パドレス、LAドジャースとナショナルリーグ西部地区の首位争いをしている。デビュー後初のヤンキースとの遠征試合で躍動した李政厚は15日、フィラデルフィア・フィリーズとの遠征試合に入る。

2025/04/14 11:02
https://japanese.joins.com/JArticle/332496

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