クリスティアーノ・ロナウド(40、アル・ナスル)の長男クリスティアーノ・ロナウド・ジュニア(14)がポルトガルU-15(15歳以下)代表チームでデビューゴールを決めた。
ロナウド・ジュニアは19日(日本時間)、クロアチアで行われたブラトコ・マルコビッチ・ユース国際大会の決勝戦でクロアチアを相手に2得点し、3-2の勝利に寄与した。前半13分、ロナウド・ジュニアがペナルティーエリア左側の角度のないところから放った左足シュートがバーに当たってゴールに入った。
父の象徴的な背番号7を付けたロナウド・ジュニアは右側のコーナーフラッグ側に走っていき、空中で180度回転しながら両腕を広げるパフォーマンスを見せた。チームメートも後ろを追いながら同じ動作をした。父のゴールパフォーマンス「SIUUU!(シー!)」だった。また1-1の前半43分、ロナウド・ジュニアはゴール前に賢く入ってヘディングシュートを決めた。
ロナウド・ジュニアは14日の日本戦でデビューしたが、その数日後に2ゴールを決めた。ポルトガル代表Aマッチ136得点の父の血を受け継いだロナウド・ジュニアは決定的な瞬間に一発を決めるクラッチ能力を見せた。
レアル・マドリード、ユベントス、マンチェスター・ユナイテッドのユースチームを経たロナウド・ジュニアは現在、父が所属するサウジアラビアのアル・ナスルのユースチームに所属している。マンU、トッテナムなど欧州16チームから関心を受けていることが分かった。次世代サッカースターになるかどうかはまだ分からないが、世界サッカーファンの視線がロナウド・ジュニアに向かっている。
ロナウド・ジュニアの得点映像はソーシャルメディアを通して広まった。ポルトガルサッカー協会はインスタグラムにロナウド親子が並んでゴールパフォーマンスをする合成写真を載せた。ロナウドも自身のインスタグラムに息子の得点映像を共有し、「クリスティアーノ・ジュニアの最初の2回のSIUUU!」と書いて自慢した。
長男のロナウド・ジュニアは2010年に生まれたが、ロナウドが代理母を通して得たという話もある。ロナウドは過去に26歳差の息子と同じチームでプレーしたいという希望を語ったことがある。ロナウドは今季、各種大会で33得点したが、所属チームのアル・ナスルはリーグ3位で、またも無冠に終わった。
フランス代表のDFリリアン・テュラム(53)の息子マルクス・テュラム(27)も「サッカーDNA」を受け継いだ。インターミラン(イタリア)のFWで活躍し、今季の欧州チャンピオンズリーグ決勝進出に貢献した。オランダ代表FWだったパトリック・クライファート・インドネシア代表監督(48)の息子ジャスティン・クライファート(26)はイングランドプレミアリーグのボーンマスのFWで今季12得点した。
スペインのアトレチコ・マドリードでディエゴ・シメオネ監督(55)の下でプレーする三男ジュリアーノ・シメオネ(22)はアルゼンチン代表で3月26日のブラジルとのワールドカップ(W杯)予選で得点した。長男ジョバンニ・シメオネ(29)はイタリアのナポリのFWだ。
2025/05/19 13:38
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