トランプ氏「51番目の州」と言っていたカナダ訪問…韓国の新大統領との会談は

投稿者: | 2025年5月23日

米国のドナルド・トランプ大統領が来月15日(現地時間)から開かれる主要7カ国(G7)首脳会議に出席するためにカナダを訪問する。状況によっては来月4日に就任する韓国の新しい大統領と会う可能性もある。

22日、ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は「トランプ大統領がG7首脳会議参加のために来月15~17日カナダを訪問する」と明らかにした。トランプ氏がG7首脳会議に出席するのは1月就任以降、初めてだ。

 トランプ氏はカナダも就任後初めて訪問する。トランプ氏に対してカナダ国民は激しい感情を抱いている。トランプ氏が昨年11月大統領選挙で勝利した後にカナダを米国の「51番目の州」と言って合併したいという立場を何度も明らかにしてきたためだ。

カナダの執権自由党はこのような反トランプ感情を取り込み、先月28日に行われた総選挙で勝利した。総選挙の勝利で政権延長に成功したマーク・カーニー首相はトランプ氏の訪問期間、首脳会談を行うものとみられる。

カナダのアルバータ州カナナスキスで開かれる今回のG7首脳会議は来月4日に就任する韓国の新しい大統領の外交舞台デビュー戦になる可能性がある。会議のたびに議長国がその裁量でオブザーバー招待をしているが、今回の議長国であるカナダは最近の総選挙日程で該当の作業開始が遅れた。韓国の新大統領が選出されれば、韓国・カナダ首脳間の疎通を通じて招待される可能性もあるという。最近の事例を見ると、韓国は2023年(日本)、2021年(英国) のG7会議に招待された。

今回招待を受ける場合、新大統領は就任10余日で国際舞台に登場することになる。トランプ大統領が出席することから、この会議で初の韓米首脳会談が実現する可能性もある。

万一、G7会議に招待を受けない場合、韓国新大統領は来月24~26日、オランダ・ハーグで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議でトランプ氏に会う確率が高い。今回のハーグ会議にもトランプ氏が出席する可能性が高いためだ。これに先立ってNHKは「今回の会議に、インド太平洋地域のパートナー国と位置づける日本と韓国、オーストラリア、ニュージーランドの4か国の首脳を招待する方針を決めた」と伝えた。NATOは最近韓国などインド太平洋4カ国(IP4)を欠かさず招待してきた。

2025/05/23 14:37
https://japanese.joins.com/JArticle/334133

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)