IAEA、理事会で「北朝鮮寧辺に新しい核施設建設中」報告

投稿者: | 2025年6月10日

国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務総長は9日(現地時間)、オーストリア・ウィーンで開かれたIAEA理事会で、北朝鮮寧辺(ヨンビョン)地域に新しい核関連施設が建設中だと報告した。この施設は平壌(ピョンヤン)近郊の降仙(カンソン)に位置した既存の核施設と類似の特徴を持つという。

共同通信が10日に報じたところによると、外交消息筋はグロッシ氏が北朝鮮の核開発の動向に深い遺憾を表明し、これに対する懸念を国際社会に伝達したと明らかにした。

 日本をはじめとする一部国家は今回の理事会で北朝鮮の核関連活動に対する懸念を入れた共同声明を発表する計画だ。

一方、北朝鮮は昨年9月と今年1月、朝鮮中央通信を通じて金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が核物質生産施設と核兵器研究所を視察したことが伝えられた。この報道では、異例にも施設内部の写真が公開されたが、該当施設の具体的な位置は明らかにしなかった。

国際社会は北朝鮮の核プログラムに関連した情報が外部の監視を受けないでいる点に対して持続的な警戒と対応が必要だとみている。

2025/06/10 15:59
https://japanese.joins.com/JArticle/334835

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