韓日首脳が17日(現地時間)、初の首脳会談を通じて「シャトル外交」を継続するという意向を明らかにしたことについて、日本国内で好意的な評価が出ている。
林芳正官房長官は両国首脳の初の会談に「率直な意見交換を行った」と評価した。両国首脳が韓日関係全般に対して意見を交換し、両国関係の安定的発展に向けて緊密に意思疎通を図っていくことにしたという説明も添えた。あわせて、この日北朝鮮の核問題を含む地域情勢についても議論した点を明らかにした。林氏は「核・ミサイル問題および拉致問題を含む北朝鮮への対応についても、引き続き日韓、日韓米で緊密に協力していくことを確認した」と強調した。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権で12年ぶりに再開されたシャトル外交も言及した。「首脳間のシャトル外交の活用を含め、両政府間で緊密に意思疎通を続けていくことで一致した」と明らかにした。
朝日新聞は李大統領就任後、電話協議の相手として石破首相が外国首脳としては米国のドナルド・トランプ大統領に続いて2人目だった点に言及して「李氏が日韓関係を重視する姿勢の表れとして日本政府内では好意的な受け止めが広がっていた」と評価した。
一方、韓日首脳会談の開催に続いて、一部では韓日国交正常化60周年を迎えて19日に在日本韓国大使館が開催するレセプションに石破首相が出席するかもしれないという観測も出ている。
韓国外交消息筋は「新政府スタート以降、首脳間で電話会談が行われて首脳会談が続く状況で、石破首相が出席するなら当面韓日関係が巡航することが予想される」と伝えた。
2025/06/19 06:59
https://japanese.joins.com/JArticle/335192