韓国ゲーム大手クラフトン、日本のアニメ制作会社ADKグループを750億円で買収

投稿者: | 2025年6月26日

 韓国のゲーム開発大手「クラフトン」が24日、日本の3大総合広告企業でアニメーション制作も手掛ける「ADKグループ」を750億円で買収したと発表した。

 クラフトンは同日、取締役会を開き、ベインキャピタルジャパンの系列会社「BCJ-31」の買収を議決した。BCJ-31はADKグループ傘下の主要な子会社を持つADKホールディングスの親会社だ。今回の買収で、ADKグループはクラフトンの連結子会社となる。昨年のADKグループの年間取引規模は約3480億円に達する。

 クラフトンは、ADKグループの買収を通じて本格的にアニメーション事業に進出し、既存のゲーム事業とのシナジーも図る計画だ。人気アニメを基にしたゲームの開発や、人気ゲームの知的財産(IP)を活用したアニメ制作などが考えられている。ADKグループはこれまでに300本以上のアニメーションを制作しており、コンテンツの企画と制作に加え、広告・マーケティング事業も手がけている。クラフトンのキム・チャンハン代表は「ADKはアニメーションの企画・制作から広告・マーケティング、メディア運営に至るまで、高い専門性と実行力を備えたパートナーだ」とした上で「ADKとの協業を通じて、ゲームとアニメーションの間の多様な接点を継続的に見つけ出していく」と述べた。

アン・サンヒョン記者

2025/06/26 09:00
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/06/25/2025062580135.html

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