韓国女子サッカーが東アジアカップで「強豪」日本と劇的に引き分けた。
シン・サンウ監督が率いる韓国女子代表(FIFAランキング21位)は13日、京畿道華城(ファソン)総合競技タウンで行われた2025東アジアサッカー連盟(EAFF)E-1チャンピオンシップ(東アジアカップ)第2次戦で日本代表(7位)と1-1で引き分けた。前半36分に失点した韓国は、後半41分にFWチョン・ダビン(19、高麗大)が同点ゴールを決めた。
中国と第1戦で後半ロスタイムに池笑然(チ・ソヨン、シアトル・レイン)が同点ゴールを決めて2-2で引き分けた韓国は、この日も粘り強さを発揮して引き分けに持ち込んだ。今大会はフルリーグで優勝チームを決めるが、韓国は2分け(勝ち点2、得失点0)で現在3位。日本が1勝1分け(勝ち点4、得失点+4)で1位だ。この日、中国は台湾に4-2で勝利したが、日本に得失点(+2)で下回り2位。
2005年の初代大会から20年ぶりに優勝に挑む韓国は優勝の可能性がわずかに残っている。韓国は16日の台湾との最終第3戦で5ゴール差以上で勝利し、日本と中国が引き分ける場合だ。
日本女子サッカーは2011年ワールドカップ(W杯)、14、18年のアジアカップで優勝した強豪だ。韓国は2015年から10年近く日本に勝てず、対戦成績も4勝19敗12分けと劣勢だが、この日は対等な試合をして貴重な引き分けをつかんだ。
韓国は池笑然(チ・ソヨン、シアトル・レイン)、チャン・スルギ(慶州韓水原)、イ・クムミン(バーミンガムシティ)などが先発出場した。チョン・ユギョン(モルデ)が中国戦で負傷し、キム・ミンジ(ソウル市庁)が先発出場した。前半にキム・ミンジが2回のシュートチャンスをつかんだが、得点にはならなかった。
韓国は前半36分、日本にスルーパスを通され、日本の成宮唯に先制ゴールを許した。韓国は後半、積極的に同点ゴールを狙った。後半36分、チュ・ヒョジュ(オタワ・ラピッド)のワンタッチパスを受けたムン・ウンジュ(華川KSPO)が相手を抜いて右足でシュートを放ったが、右側の枠に弾かれた。
攻勢を続けた韓国は後半41分、ようやくゴールを決めた。後半41分、ムン・ウンジュのカットバックをチョン・ダビンが方向を変えるシュートで1-1の同点に追いついた。今大会後にノルウェー1部リーグのスターベクのユニホームを着るチョン・ダビンは後半25分に交代投入されて得点した。韓国はGKキム・ミンジョン(現代製鉄)の好セーブで追加ゴールを許さなかった。
同点ゴールをアシストしたムン・ウンジュはインタビューで「ゴールのチャンスを逃して残念だが、ヒョジュが良いところに出してくれて、良いところにダビンがいて引き分けに持ち込むことができた」とし「残りの2日間に良い準備をすれば、次の試合は勝てそうだ」と語った。
2025/07/14 11:54
https://japanese.joins.com/JArticle/336216