「日本の漫画を盗作した」漫画家も認めた…韓国ウェブトゥーン『ウインドブレーカー』全話削除

投稿者: | 2025年7月15日

ネイバーウェブトゥーンが最近日本漫画盗作問題を受けて連載中断となったウェブトゥーン(ウェブ漫画)『ウインドブレーカー』の有料購買者に対して返金受付を始めた。

14日、ネイバーウェブトゥーンによると、会社側は漫画家チョ・ヨンソクの『ウインドブレーカー』有料購買利用者を対象にカスタマーサービス(CS)センターを通じて返金の受付を始めた。

 『ウインドブレーカー』は最近話の一部場面が日本漫画『東京喰種トーキョーグール』などをトレーシング(原本の絵や写真などをそのまま書き写して描く行為)をしたという疑惑を受けた。このような疑惑が先月末から繰り返し提起され、チョ氏は11日、論争を認めて連載を中断することにした。

チョ氏は最新話に添付したコメントを通じて「作業物の参考にしたレファレンス資料のうち、一部場面が他作品のイメージと似ていたり、ほぼ同一に表現されたりした部分があった」とし「明らかに私の過ち」と話した。チョ氏は「長い歳月の間、毎週締め切りに追われる生活を続けてきたところ、その焦りで創作者として守るべき基準を守ることができなかった」とし「読者の皆さまに申し訳なく、また申し訳ない気持ち」と謝った。

ネイバーウェブトゥーンもコメントを出して「最近『ウインドブレーカー』作品原稿から他作品と構図・演出の類似性が確認された」とし「作家と担当編集陣が議論を進めた結果、作品の連載・サービス中止を決めた」と明らかにした。

これに伴い、現在はネイバーウェブトゥーンで『ウインドブレーカー』全話を閲覧することはできくなっている。

連載中断の影響で有料決済を通じて最近の話をプレビューしたりネイバーシリーズで所蔵用として作品を購入したりした読者はクッキー(仮想通貨)返金を要求した。

ネイバーウェブトゥーン側は「サービス終了以降、顧客の要請により返金を進める予定」と明らかにした。

一方、業界関係者は盗作やトレーシングを規制する内部規定に関連して「プラットフォームが盗作作品の選別を目的に手続きを用意するのは検閲の性格もあって難しい」とし「盗作やトレーシングは一次的に創作者の基本倫理の意識向上が不可欠」と話した。

2025/07/15 09:38
https://japanese.joins.com/JArticle/336258

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