ニッカウヰスキー、ソウルで開かれる酒類博覧会に参加…チーフブレンダーとマスタークラスを運営

投稿者: | 2025年7月25日

ニッカウヰスキーが7月25日から27日までソウル三成洞(サムスンドン)のCOEX(コエックス)で開かれる「2025ソウルバー&スピリットショー」に参加すると明らかにした。

​ニッカウヰスキーは1934年に創立されて以来、今年で91周年を迎えた日本のウイスキーブランドであり、製造会社だ。創業者の竹鶴政孝氏は日本人として初めてスコットランドで伝統ウイスキーの製造技法を学んだ人物で、日本初の蒸留所の建設にも参加した。竹鶴氏は「日本ウイスキーの父」と呼ばれ、現在まで日本ウイスキー界の代表人物とされている。

 ​今年で5回目を迎えるソウルバー&スピリットショーは、ウイスキーをはじめ、様々な酒類、バー用品、ペアリングフードなど、酒類文化全般が一堂に会する酒類博覧会だ。

ニッカウヰスキーは、今回のイベントでブランドブースとともにマスタークラスを運営し、韓国の消費者とウイスキー愛好家にブランドの代表製品を直接紹介し、ニッカウヰスキーならではの奥深いストーリーと哲学を発信する予定だ。

​ブースでは、今年初めに韓国で公式発売した代表ウイスキー4種の「竹鶴ピュアモルト(TAKETSURU PURE MALT)」「シングルモルト余市(YOICHI SINGLE MALT)」「シングルモルト宮城峡(MIYAGIKYO SINGLE MALT)」「フロム・ザ・バレル(FROM THE BARREL)」の試飲および販売を行う。世界中のウイスキー愛好家から好まれる「シングルモルト余市10年」を数量限定で披露する予定だ。 

​26日と27日の2日間行われるマスタークラスには、ニッカウヰスキーのチーフブレンダーである井関潤治氏が直接参加し、ウイスキーブレンディングとニッカウヰスキーの哲学などを伝える。

​井関氏は1996年、朝日本社で製品開発業務を務め、ニッカウヰスキーのブレンド研究所長を経て、2025年に新しいチーフブレンダーとして任命された世界的なブレンディング専門家だ。

​井関氏は「ニッカウヰスキーは、創業者の竹鶴政孝氏から受け継いだ『パイオニア精神』、複数の蒸溜所の個性豊かな多様な原酒とそれを育む自然、そしてその原酒を調和させるブレンド技術・蒸溜技術などが強み」とし「竹鶴政孝氏からこれらの技と志を受け継ぎ、品質にこだわったウイスキーづくりを今後も継続していきたい」と語った。 

​また、「韓国の皆様に喜んでいただける美味しいウイスキーをお届けする予定」とし、「ウイスキーが持つ豊かな個性や多様な楽しみ方を通して、人生そのものを愉しんでほしいと考えている」と伝えた。 

2025/07/25 10:19
https://japanese.joins.com/JArticle/336740

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