李大統領、韓米会談を前に中国に特使団派遣…親書を伝達予定

投稿者: | 2025年8月18日

韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が、予定されている韓米首脳会談(25日前後)に合わせて中国に特使団を派遣する計画であることが18日、伝えられた。

今回の訪中は、李大統領の日本・米国訪問日程と並行して進められ、韓中関係もおろそかにしないというメッセージを強調しようとする狙いがあるとみられている。

 与党関係者は「まだ確定はしていないが、韓中修交日(24日)などを考慮して特使団の訪中日程を調整していると承知している」と伝えた。

特使団には、朴炳錫(パク・ビョンソク)前国会議長と共に、共に民主党で“中国通”と評価される金太年(キム・テニョン)議員と朴釘(パク・ジョン)議員が含まれる予定だ。盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の息子で、外交部韓中関係未来発展委員会社会文化分科委員長などを務めた盧在憲(ノ・ジェホン)東アジア文化センター理事長も合流する見通しだ。

特使団は訪中期間中、中国の習近平国家主席に李大統領の親書を伝達する計画だ。親書には、10月末に慶州(キョンジュ)で開かれるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議に習主席の出席を要請する内容が含まれる可能性があるという。

これに先立ち、中国共産党中央外事弁公室主任の王毅氏(外交部長兼任)など中国の高位級人物との面談を推進していると伝えられた。

一部では、来月3日に中国で行われる「戦勝節記念式」に李大統領が出席しない可能性が高い状況の中、韓中関係の管理のために記念式直前に特使団を派遣するのではないかという分析も出ている。

ただし、与党関係者は「他の国々にも特使団を送り、親書を伝達しているではないか」とし「拡大解釈してはならない」と線を引いた。

大統領室関係者も「政府は中国側と特使団関連の協議を続けている」としつつも「公式発表前に具体的な事項を明らかにするのは難しい」と話した。

2025/08/18 15:35
https://japanese.joins.com/JArticle/337706

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