李大統領、3泊6日の日米歴訪を終えて帰国…トランプ氏との信頼構築に「第一歩」

投稿者: | 2025年8月28日

韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は28日未明、3泊6日にわたる日本・米国歴訪日程を終え、ソウル空港を通じて帰国した。

空港には金民錫(キム・ミンソク)首相をはじめ、尹昊重(ユン・ホジュン)行政安全部長官や共に民主党の鄭清来(チョン・チョンレ)代表・金炳基(キム・ビョンギ)院内代表、大統領室の禹相虎(ウ・サンホ)政務首席・金炳旭(キム・ビョンウク)政務秘書官らが揃って李大統領を出迎えた。

 大統領夫妻が腰を曲げて深く挨拶した後、腕を組んで空軍1号機からタラップに沿って降りると、出迎えた人々は一斉に拍手をした。金首相が最初に前に進み出て大統領夫妻と握手をし、李大統領は出迎えた関係者と次々に笑顔で握手した。尹長官は大統領に向かって「うまくいきましたか」と声をかけ、鄭代表が「圧倒的だ」と語る場面も目撃された。

李大統領は25日(現地時間)、就任後初の韓米首脳会談を通じて揺るぎない韓米同盟を確認し、ドナルド・トランプ大統領と信頼関係構築に向けた第一歩を踏み出した。訪米に先立ち23日、日本で行われた石破茂首相との韓日首脳会談では、17年ぶりに共同発表文を採択し、未来志向の韓日関係構築の大きな枠組みで合意した。

李大統領は帰国後、参謀陣と頭を突き合わせ、歴訪の成果や今後の課題を点検し、山積している国内懸案の解決にも取り組んでいく見通しだ。まずは韓米首脳会談後の通商・安保に関する後続協議を加速させると同時に、トランプ大統領と共感を形成した米朝対話および韓半島(朝鮮半島)非核化ロードマップの策定にも着手する必要がある。さらに、9月1日から始まる定期国会(日本の通常国会に相当)で処理すべき予算・立法の準備も進めなければならない。

歴訪期間中、国民の力の新代表に選出された「反弾」(尹錫悦前大統領弾劾反対)性向の張東赫(チャン・ドンヒョク)代表との協治構図をどう形成するかも悩みどころだ。先に李大統領は、日本から米国へ向かう空軍1号機内で行われた記者懇談会で、「与党代表である鄭代表の立場と大統領の立場は異なる」とし「(野党代表とは)当然、対話しなければならない」と語っていた。

2025/08/28 08:00
https://japanese.joins.com/JArticle/338080

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