海外メディアも注目した“朝中ロの首脳集結”…「金正恩の外交舞台」「朝中関係の回復」

投稿者: | 2025年8月29日

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が9月3日の中国「抗日戦争および世界反ファシスト戦争勝利(戦勝節)80周年閲兵式」に出席することをめぐり、外信は28日、「金委員長の異例の行動」としてその背景に集中的にスポットライトを当てた。閲兵式(軍事パレード)への出席は、金委員長の執権14年目にして事実上初めての多者外交舞台へのデビューを意味する。金委員長は2011年の執権以来、中国の習近平国家主席、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領、米国のドナルド・トランプ大統領、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)元大統領らと首脳会談を行ったことはあったが、いずれも二者会談にとどまっていた。

英国BBC放送は、北朝鮮指導者が中国の戦勝節閲兵式に姿を見せるのは1959年以来66年ぶりだとして「画期的」と評価した。米国CNN放送は、習主席の招待名簿の最上段にプーチン大統領と金委員省が並んでいるとし、「独裁政権の指導者3人が天安門城楼の上で結束の意志を示す舞台になる」と指摘した。反西側の主要同盟国たちが結束をアピールするだろうという見方だ。

 最近、軍事協力を通じてロシアと接近してきた北朝鮮が、疎遠になっていた中国との関係改善の意思を示したという解釈も出ている。ニューヨーク・タイムズ(NYT)は「26カ国の首脳が集まる外交舞台で金委員長が初デビューする機会を得た」と指摘した。ブルームバーグはブルッキングズ研究所のパトリシア・M・キム研究員を引用して「金正恩は2019年以降、習主席と直接会っておらず、プーチンとの接近で冷却した朝中関係を刷新する必要がある」と述べた。

ワシントン・ポスト(WP)もまた「北朝鮮が経済難を打開するため中国との関係回復を推進する一方、有利な位置からドナルド・トランプ米大統領との対話再開を狙っている」と伝えた。香港サウスチャイナ・モーニング・ポストは「平壌(ピョンヤン)がモスクワとの軍事・戦略的提携を拡大しながら、疎外された北京との関係を強化しようとする動き」と解釈した。

日本の読売新聞は「中国には、習氏が威信をかけて行う軍事パレードに正恩氏を招待することで、中朝関係の抜本的な改善を図る思惑がある」とした。日本経済新聞は「中朝関係は北朝鮮がウクライナ侵略を続けるロシアとの軍事協力を強めた23年以降、停滞した」とし「(25年以降は)貿易を中心に経済交流が活発になっていた」として注目している。

中国外交部は同日、「戦勝節80周年記念活動」の準備状況ブリーフィングで「習主席の招待により26人の外国国家元首および政府首脳が記念活動に出席する」とし、金委員長を含む出席者名簿を発表した。

2025/08/29 10:13
https://japanese.joins.com/JArticle/338143

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