猫の着ぐるみキャップをかぶった状態で大型スーパーマーケットに入り、凶器を振り回した20代の女が警察に逮捕された。
慶尚南道の巨済警察署は8月27日、凶器所持の疑いで20代の女を立件し、取り調べていると明らかにした。
警察によると、女は8月2日午後7時23分ごろ、巨済市内にある大型スーパーの玩具売り場で、着ぐるみキャップをかぶった状態で凶器2本を振り回しながら店内を歩き回ったという。
112番通報(日本の110番に相当)を受けて出動した警察は、女を取り押さえ、現行犯で逮捕した。女の凶器によってけがをした人はいなかったという。警察が調べたところ、女は精神疾患の病歴があることが分かり、病院に強制的に入院させられた。
警察庁がユーチューブで公開した動画を見ると、女は上半身にピンク色の着ぐるみキャップをかぶっており、真夏だが長袖の綿入りジャンパーを着ている。
女は駆け付けた警察に制圧され、現行犯で逮捕された。警察官が「他にもナイフはあるのか」と尋ねると、女は「ニャー」と答えた。「なぜナイフを持っていたのか」という質問にも「ニャー」と答え、続けて「それは答えられないニャン」と言った。「携帯電話は持っているか」との質問には「そんなこと、私がどうして言わきゃいけないのかニャン」と答えた。
ソン・ドクホ記者
2025/08/30 09:20
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/08/29/2025082980159.html