金正恩DNA消し?…北朝鮮随行員、会談後に椅子まで拭く

投稿者: | 2025年9月4日

中国北京を訪問中の北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が3日(現地時間)、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との二者会談を終えると、北朝鮮随行員が金委員長が座っていた席を何度も拭く場面が外国メディアのカメラに捉えられた。

CNNはこの日、『金正恩のDNAを拭き取る?』というタイトルで「クレムリン宮(ロシア大統領府)のプール記者が金委員長とプーチンの会談終了後に撮影した映像には、金委員長が座っていた椅子が丁寧に拭かれる様子が映っている」と伝えた。

 CNNが公開した映像には、北側の男性随行員が白い布で金委員長が座った椅子の背もたれから肘掛けまで丁寧に拭く様子が映っている。映像はロシア記者ユナシェフ氏が撮影し、テレグラムアカウントに投稿したものだ。

これによれば、随行員は金委員長とプーチン大統領の会談時、両首脳の間に置かれていたテーブルもきれいに拭いた。椅子やテーブルに汚れた跡はなかったにもかかわらず、随行員は繰り返し拭いた。これについて、北朝鮮が最高指導者の生体情報の流出を防ぐため、金委員長が使用した場所を徹底的に消毒したのではないかという推測が出ている。

前日、日本経済新聞は、金委員長が今回の中国訪問で利用した専用列車に、金委員長の排泄物を通じた健康情報の外部流出を防ぐため、専用トイレが設置されていたと報じた。

同メディアによると、北朝鮮は2018年に板門店(パンムンジョム)南側地域の平和の家で南北首脳会談が行われた際や、同年シンガポールでの米朝首脳会談の際も専用トイレを運搬しており、2019年の米朝首脳会談でベトナムに向かう途中、金委員長が中国南部・南寧の駅プラットフォームで喫煙した際、妹の金与正(キム・ヨジョン)当時労働党第一副部長が灰皿を持って吸い殻を回収したことも生体情報保護のためと解釈されている。

同メディアによると、北朝鮮は2018年の南北首脳会談でも、随行員が金委員長が座る椅子に消毒液を噴霧し、背もたれや肘掛けを何度も拭き、空中にも消毒液を散布したという。

2025/09/04 10:16
https://japanese.joins.com/JArticle/338356

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