米国の新型中距離ミサイル体系「タイフォン(Typhon)」日本初配備が公開された。15日(現地時間)のAP通信などによると、タイフォンは現在日本全国で実施中の米日年次連合訓練「レゾリュート・ドラゴン」に合わせて初めて登場した。今回の訓練は11日に始まり、両国合わせて1万9000人規模の兵力が参加して海洋防御および沿岸防衛に重点を置いて進行している。
タイフォンの日本配備は中国の影響力拡大に対応して米日両国が抑止力を強化する戦略の一環だと、メディアは分析した。陸上基盤ミサイル体系のタイフォンはスタンダードミサイル-6(SM-6)とトマホーク巡航ミサイルを発射できる。これらミサイルは中国東部海岸地域まで打撃可能だ。
米軍は先月、タイフォンを山口県の米国海兵隊岩国航空基地に運んだ。今回の公開は昨年のフィリピン配備に続くもので、
当時、タイフォンのフィリピン展開は中国とロシアの反発を招いた。
米陸軍のウェイド・ジャーマン部隊司令官は岩国で行われた記者会見で「タイフォンが多様なシステム、発射体を運用することで敵に戦略的な負担を抱かせることができる」と強調した。
2025/09/16 11:52
https://japanese.joins.com/JArticle/338745