「韓国有名歌手の代表曲と酷似」…盗作論争を呼んだ日本バンド、結局音源を取り下げ

投稿者: | 2025年10月2日

日本のインディーズバンド「スーパー登山部」が、韓国有名歌手の故キム・グァンソクの代表曲とあまりにも酷似しているとの指摘を受けた新曲『山歩』の音源を取り下げることにした。
 スーパー登山部は10月1日、公式ホームページを通じて「本楽曲が、Kim Kwang-seok様の楽曲『바람이 불어오는 곳』(訳注『風の吹くところ』のハングルタイトル)(1994年)に酷似していると、多くの方々からご指摘をいただきました」とし「ご指摘を真摯に受け止め、『山歩』の音源を順次取り下げるとともに関連する映像の公開を停止することにいたしました」と明らかにした。

問題となった『山歩』は9月10日のリリース以降、『風の吹くところ』と主要なメロディーがかなりの部分が酷似しているとの指摘を受けてきた。バンド側は当初、曲の制作当時にキム・グァンソクの歌を知らなかったと説明した。バンド側は『山歩』と『風の吹くところ』のメロディーの一部が似ている点は認めたものの、盗作かどうかについては明確な立場を示さなかった。

バンド側はこの日掲載した文で「楽曲制作時においては、当方の不勉強によりご指摘の楽曲を存じ上げておりませんでした」とし「多数のご指摘をいただいたことで、Kim Kwang-seok様および『바람이 불어오는 곳』(1994年)が、韓国の皆様にとって、どれだけ大切な存在なのかを深く認識いたしました」とした。続けて「本件により、不快な思いをされた皆様、関係者の皆様にお詫び申し上げるとともに、ご心配をおかけしたファンの皆様にも心からお詫び申し上げます」と頭を下げた。

スーパー登山部は2023年に結成された5人組インディーズバンドだ。キム・グァンソクの『風の吹くところ』は1994年に発売された4thアルバムの収録曲で、ドラマや広告などさまざまなメディアに使用され、今も多くの人々から愛され続けている。

2025/10/02 09:13
https://japanese.joins.com/JArticle/339360

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