タイを訪れた日本人男性観光客が美容室でタイ人女性店主にセクハラ行為に及ぶ映像が公開され非難世論が高まっている。
タイのチャンネル7などによると、タイ中部パタヤの美容室の女性店主は19日、複数の日本人男性客からセクハラ行為を受けたとし、店舗の防犯カメラ映像を交流サイト(SNS)に公開した。
映像には酒に酔った様子で店に入ってきた日本人男性観光客4人の姿が映っていた。一行のうち1人が髪を切ろうとし、後に座った残りの3人は瓶ビールで乾杯すると、瓶を女性のスカート側に示して日本語で笑いながらからかった。
すると白いシャツと青いシャツを着た男性2人が店主に手を伸ばし、スカートをめくろうとした。店主はあわてて大声を出して抵抗した。
店主は衝撃を受けとても腹が立ったが、最後までカットを終えた上で男性らを呼び「こうした行動はタイの女性を全く尊重しないものであり、二度とこうしたことをしてはならない」と指摘したとチャンネル7に伝えた。
店主は外国人観光客にセクハラを受けたのは初めてだとし、彼らを警察に告訴する予定だと明らかにした。この映像はタイの主要メディアでも報道され、タイと日本のSNSで男性らを非難する声が相次いでいる。
2025/10/22 11:20
https://japanese.joins.com/JArticle/340079