20日未明、NVIDIAの業績に注目…「AIバブル論」に答が出るか

投稿者: | 2025年11月17日

 「AIバブル」論が提起され、11月に入って米国ニューヨーク証券市場の上昇傾向が一段落した中で、AI産業成長の最大恩恵を受けているチップ設計会社NVIDIAの第3四半期(8~10月)実績に市場の関心が集中している。19日(ニューヨーク時間)の株式市場取引が終わった後、韓国(日本)時間20日未明に発表する予定のNVIDIAの実績がバブル論に対する答になる可能性が高いためだ。

 NVIDIAの株価は10月29日207.04ドルで歴代最高値に達した後、14日(ニューヨーク時間)は190.17ドルまで8.1%下落した。今回の調整期を迎える前の株価上昇は爆発的だった。オープンAIが「チャットGPT」を発売した2022年11月30日(終値16.92ドル)以降、今年10月29日までの約3年間で1124%上昇した。NVIDIAは今年に入っても10月29日までに54.2%上昇し、時価総額5兆ドルを初めて超える会社になった。

 NVIDIAによる指数への影響力も大きい。ロイター通信は15日、NVIDIAのS&P500指数の比重が8%、NASDAQ100指数の比重が10%だと伝えた。

 NVIDIAの第2四半期実績は売上高が467億ドルで前年同期比56%増え、希薄化後の1株当り純利益が1.04~1.05ドルで市場予想値(1.01ドル)をやや上回った。実績発表日だった8月27日に181.6ドルで締め切られた株価は「これまでの成長率を維持できるか」という疑問が提起され、29日174.18ドル、9月2日170.28ドルに下がった。しかし、数日後には再び反騰し始め、10月末には200ドルを超えた。

 今回発表される第3四半期の業績について、アナリストたちは第2四半期より大幅に成長しただろうと見ている。金融ビッグデータ分析会社のTipRanksは、NVIDIAの第3四半期売上高展望値コンセンサスは547~548億ドル、1株当り純利益展望値は1.25ドルだと伝えた。

 NASDAQ取引所はNVIDIAの自社売上高展望値が前年同期対比55.6%成長した「540億ドル±2%」だとして、第3四半期の1株当り純利益展望値は最近2カ月間変動なしに1.23ドルを記録しているとジャックインベストメントリサーチを引用して伝えた。こうした業績見通しに基づき、NVIDIAを分析しているアナリストの85%は現在、「強力な買い」を推奨している。

2025/11/17 19:18
https://japan.hani.co.kr/arti/economy/54745.html

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