ノーベル賞を逃したトランプ大統領、初代「FIFA平和賞」受賞

投稿者: | 2025年12月6日

トランプ米大統領が予想通り初代「国際サッカー連盟(FIFA)平和賞」を受賞した。トランプ大統領は6日(日本時間)、米ワシントンDCのケネディセンターで開催された2026北中米W杯本選組み合わせ抽選会に出席し、新設されたFIFA平和賞を受けた。

FIFAのインファンティーノ会長は「FIFA平和賞は毎年、世界数十億人のサッカーファンを代表し、卓越したリーダーシップと行動を通して世界の平和と団結を増進するのに変わりない献身を見せた特別な個人に授与される」と説明した。トランプ大統領を受賞者に選定した理由については「世界の平和と統合を促進するために見せた卓越した努力と行動を称えるため」と述べた。

 複数の手が地球を支えるデザインのFIFA平和賞トロフィーはW杯トロフィーよりも雄壮だった。トランプ大統領はインファンティーノ会長と共に舞台に立ち、「私の人生で最も大きな栄誉の一つ」とし「我々は数百万人の命を助けた」「いま世界はさらに安全なところになった」などと強調した。

トランプ大統領はこの日の組み合わせ抽選会場に入場する際「(受けることになれば)大きな栄誉になる」と話していた。トランプ大統領は「米軍のベネズエラ打撃方針が平和賞の趣旨と距離があるのでは」という質問に対し、「私は8つの戦争を解決した。9つ目(ウクライナ戦争)を迎えている」と答えた。

すでに組み合わせ抽選会前からトランプ大統領がこの賞を受賞すると予想されていた。トランプ大統領は自身が「世界各地の戦争を解決した」という点を強調しながらノーベル平和賞受賞への希望を繰り返し表していたが、今年のノーベル平和賞はベネズエラの女性野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏が選ばれた。

このためトランプ大統領と親しいインファンティーノ会長がトランプ大統領のために「慰労賞」を準備したという話も出ている。FIFA平和賞の授与が急いで推進されたうえ受賞者の選定基準も明確でなく、その背景も純粋でないという指摘が絶えない。

2025/12/06 10:32
https://japanese.joins.com/JArticle/341819

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