韓国外為当局と国民年金公団が年末まで予定された650億ドル限度の外為スワップ取引を来年末まで延長することにした。ウォン相場が1ドル=1500ウォン台に迫る中で出てきた外為市場安定化措置だ。
韓国銀行と企画財政部は15日、「外為スワップ取引が外為市場不安定時に国民年金の現物為替買い入れ需要を吸収でき外為市場安定に寄与できると期待する」と明らかにした。国民年金は外為スワップ取引を通じ海外投資に向けドルが必要な時に韓国銀行から直接ドルを調達できる。これは市場でドル需要を抑制し為替相場を安定させる効果が期待される。
これは年末を控え今年平均ウォン相場が1420ウォン水準まで下落するなどウォン安が深化するからだ。通貨危機が発生した1998年の年平均1395ウォンよりも低い。最近ではドル安にもウォンが下がるデカップリング(脱同調化)現象が明確になっている。
この日ソウル外為市場でウォン相場は昼間の取引で前営業日のより2.70ウォンのウォン高ドル安となる1ドル=1471ウォンで取引を終えた。午前10時19分ごろ1478ウォンまで下がり1次抵抗線となる1480ウォン水準に迫ったが、午後に入ると上昇に転じた。ウォンと同調化傾向が強い円が19日の日本銀行の利上げの可能性を反映して強勢に転じた上に、政府の口先介入が影響を及ぼしたと分析される。
韓国預託決済院によると韓国の個人投資家は先月、海外株式を55億2400万ドル買い越した。過去最大だった10月の68億1300万ドルには至らないが、依然として大規模投資だった。これに対し外国人投資家は先月KOSPI市場で14兆1700億ウォン相当を売った。
2025/12/16 09:07
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