「規模」の訪中、「密度」の訪日…韓中日を固めた李大統領、陣営間対立の壁も実感(1)

投稿者: | 2026年1月15日

李在明(イ・ジェミョン)大統領が新年初めに中国と日本を相次いで訪問し、北東アジア外交日程を終えた。就任初年度は対米外交に注力して韓米日協力の連続性を確認したとすれば、今回の中国・日本訪問を通じて韓中日協議の枠組みを整えたということに意味があるという評価だ。特に大きな摩擦もなく無難に日程を終えたという総評が出ているが、象徴的な意味は大きい半面、手につかめる成果がないという点は、韓国外交が直面している状況が容易でないという点を見せている。

李大統領は4日から3泊4日の日程で中国を国賓訪問したのに続き、13日から1泊2日の日程で日本を訪問した。首脳間で接した時間をみると、中国の習近平国家主席とは4時間10分、高市早苗首相とは4時間54分ほど共に過ごした。訪日の期間は訪中に比べて短かったが、協議の密度は高かったという評価が出る理由だ。

 特に李大統領は日本で公式会談のほか2日連続で高市首相と日程を共にした。両首脳がドラムを叩いてBTS(防弾少年団)の曲を合奏し、奈良県の法隆寺を並んで散歩する姿は、首脳間の関係がさらに近づいた点を見せた。特に高市首相の故郷であり選挙区の奈良県を韓国の首脳が訪問したことを日本は相当な外交的好意として受け止める雰囲気だ。

対中外交では規模に傍点が打たれたという評価だ。9年ぶりに韓国大統領が中国を国賓訪問し、大規模な経済使節団が同行し、韓中首脳会談を契機に了解覚書(MOU) 14件が締結された。李大統領は習主席だけでなく、李強首相、趙楽際・全国人民代表大会(全人代)常務委員長と相次いで会い、2日間で中国権力序列1・2・3位と会談した。

ただ、李大統領の訪中期間に中国が日本を相手にレアアース(希土類)輸出規制を発表するなど中日間の葛藤の余波は相変わらずだ。中日間の葛藤の長期化は韓国の外交に負担として作用する事案だ。

習主席が「韓国は歴史の正しい方に立つべき」と話すなど陣営認識の間隙も感知された。その後、高市首相も「サプライチェーン協力について深く議論した」とし、中国のレアアース輸出規制を迂回的に狙撃した。公開的には自制したが、李大統領を歓待する内心はそれぞれ異なるということだ。

国民大の李元徳(イ・ウォンドク)日本学科教授は「中日葛藤の議論が非公開で行われた可能性が高いが、少なくとも公開発言では大きな枠組みの話題が中心となった」とし「葛藤を前面に出す場合、韓国との立場の違いが表れて外交的なずれが生じるため」と話した。

2026/01/15 09:06
https://japanese.joins.com/JArticle/343434

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