先週末、江原道(カンウォンド)北部一帯にUFOのような形の雲が浮かび、注目を集めた。
4日、聯合ニュースによると、先月31日昼、江原道北部の束草市(ソクチョシ)と襄陽郡(ヤンヤングン)など一帯の空で、UFOのように平たい形の雲が目撃された。当時、空は晴れており他の雲はほとんどなかったが、雪岳山(ソラクサン)国立公園付近にだけ、その雲が浮かんでいた。
気象庁によると、この雲は晴天時に特定の地点にだけ現れる「レンズ雲」で、雪岳山などの山岳地形と気象条件が重なって形成されたものだ。
レンズ雲は山脈を越える空気の流れが強いときに形成される。冷たく速い風が山脈を垂直に越えると、空気が上下に波のように振動し、空気が上昇する地点では気温が下がり水蒸気が凝結して雲になる。逆に空気が下降する領域では雲が消えるため、特定の高度と位置でだけこの雲を見ることができる。
こうした空気の流れが繰り返されると、山脈上空の一定の高度でのみ雲が生成され、縁が崩れず滑らかな形になる。このためレンズ雲は皿やUFOに似た独特の外観が特徴だ。
レンズ雲は雨や雪を伴わない場合が多く、天気が晴れている状況でも局地的に現れることもある。地形的な特性の影響を強く受け、東海(日本海)沿岸と雪岳山の間に位置する江原道北部地域や、漢拏山(ハルラサン)に近い済州(チェジュ)などでよく観測される。
2026/02/05 08:41
https://japanese.joins.com/JArticle/344409