日帝強占期に136人の朝鮮人労働者が死亡した日本の長生炭鉱事故の現場で、犠牲者のものとみられる遺骨がまたも収容された。
日本のTBSなどは6日、「84年前に水没事故が発生した山口県宇部市の長生炭鉱で6日、犠牲者の頭がい骨とみられるものが見つかった。水中調査をおこなっていたダイバーが見つけ、収容した」と報じた。
長生炭鉱水没事件は、1942年2月3日に長生炭鉱に海水が流入し、過酷な労働に苦しんでいた朝鮮人136人と日本人47人が死亡した惨事。2年前、日本の市民団体「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会(刻む会)」が数十年の努力の末、海岸に埋まっていた坑口を発見。昨年には市民の募金によって専門のダイバーを動員した水中探査が行われ、犠牲者のものと推定される頭骨などの4点の遺骨を収容した。
刻む会は、昨年の水中探査で初めて遺骨収容に成功したのに続き、今年も海底での遺体の発掘作業に着手。日本人ダイバーの伊左治佳孝さんが投入された今月3日の水中捜索では、空気供給装置が故障したため作業が中断。しかし伊左治さんはその時、「海底坑道への進入路をもう一つ確認した。人が通れるスペースがある」と語り、遺骨がさらに発掘される可能性が高いとの見込みを示していた。
実際に、6日の4時間あまりにわたる潜水作業の末に収容された頭がい骨は、ほぼ完全な形で陸に姿を現した。刻む会はこの頭がい骨を日本政府に引き渡し、DNA鑑定によって遺族を確認する計画だ。長生炭鉱の遺骨発掘は、過去数十年にわたり刻む会が坑口の発掘や遺骨の回収に取り組んできたが、最近、韓日両政府が共同で支援にあたることになった。日本の高市首相は先月13日の李在明(イ・ジェミョン)大統領との首脳会談後、長生炭鉱の犠牲者の遺骨問題で韓国政府と協力することを表明している。日本側がこれまで事実上拒否していた政府レベルの遺骨発掘への関与も、進展を見せている。先月21日には厚生労働省の関係者が長生炭鉱を訪れており、30日には地質、鉱山、潜水、海洋工事などの専門家と共に現場を視察している。刻む会は6日から6日間にわたって、フィンランドやタイなどの専門のダイバーによる追加調査を実施する。
2026/02/06 16:58
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