「今はもう、肩の荷が下りて楽になりました」
長い旅路を終えたフィギュア男子韓国代表の車俊煥(チャ・ジュンファン、25、ソウル市庁)の表情は晴れ晴れとしていた。これまで2回のオリンピック(五輪)も大変だったが、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪を準備する4年間が最も過酷だったからだ。15日(日本時間)、イタリア・ミラノ市内の五輪選手村で中央日報の取材に応じた車俊煥は、「五輪は僕にとって常に夢の瞬間だった。3度目の五輪という瞬間を迎えられて、本当に嬉しかった」と語った。
13日に行われた男子シングル・フリースケーティングでは、衝撃的な結果が出た。第4グループの1番手として登場した車俊煥は、2回目のジャンプであるクワドラプル(4回転)トーループを試みた際に転倒した。優勝候補に挙げられていたイリア・マリニン(米国)や、対抗馬と目されていた鍵山優真(日本)をはじめ、他の選手たちも次々と転倒。氷の質に問題があったのではないかという疑惑も浮上した。
車俊煥は「最終グループの競技を横で見ていたが、ミスはさておき、すべての選手の演技が印象的だった。僕が努力した分、彼らも努力してきたのだと共感できた」とし、「氷が少しやわらかい方だったようだったが、最終グループということもあり、少し荒れていた感は否めない。そのため、普段より後半に難しさを感じた」と振り返った。ガラ・エキシビションへの招待についてはまだ聞いていないという車俊煥は、「機会をいただけるなら、ファンの皆さんに良い演技をお見せしたい」と語った。
競技終了後に「休みたい」としきりに漏らしていた車俊煥だが、今は本当にリラックスした心で五輪を楽しんでいる。14日にはショートトラックの試合を観戦した。黄大憲(ファン・デホン)が銀メダルを獲得した男子1500メートルや女子3000メートルリレーの試合を熱く応援した。車俊煥は「ショートトラックは緊張感そのものがフィギュアとは全く違う。また別の迫力がある。非常に熾烈な勝負を見ていて、韓国の選手たちがさらに偉大に感じられた」と話した。「五輪に3回も出ているので、大体は知っている顔ぶれ。だからより応援に熱が入った」と付け加えた。
2026/02/16 14:49
https://japanese.joins.com/JArticle/344908