「夢の舞台」である初めての五輪に挑んだフィギュアスケート女子シングルの李海仁(イ・ヘイン、21、高麗大)が、フリーで会心の演技を披露した。
李海仁は20日(日本時間)、イタリアのミラノ・アイススケートアリーナで行われた2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピック(五輪)フィギュアスケート女子シングル・フリースケーティングで、技術点(TES)74.15点、演技構成点(PCS)66.34点を獲得し、合計140.49点をマークした。大きなミスなく演技を終え、今季の自己最高得点を記録。ショートプログラムで70.07点を受け9位につけていた李海仁は、総点210.56点を記録した。
最終順位で8位に食い込んだ。これにより韓国は、2010年バンクーバー五輪以降、5大会連続でトップ10選手を輩出したことになる。2010年にキム・ヨナが金メダル、2014年ソチ大会で銀メダルを獲得し、2018年平昌(ピョンチャン)大会では崔多彬(チェ・ダビン)が7位に入賞。前回の2022年北京大会では劉永(ユ・ヨン)が6位、金芸林(キム・イェリム)が9位を記録している。なお、金メダルはアリサ・リウ(米国・226.79点)、銀メダルは坂本花織(日本・224.90点)、銅メダルは中井亜美(日本・219.16点)が手にした。
滑走順位16人目で登場した李海仁は、ビゼーの『カルメン』を選択。ダブルアクセル-トリプルトーループのコンビネーションジャンプを鮮やかに決めると、2つ目のコンビネーションであるトリプルルッツ-ダブルトーループ-ダブルループも成功させた。続けてトリプルサルコウ、トリプルループ、フライングキャメルスピン(レベル4)、コレオシークエンス、トリプルルッツと流れを作った。後半にはトリプルフリップ-ダブルアクセルのコンビネーションとトリプルフリップを組み込んだが、惜しくもトリプルフリップで着氷の乱れを指摘された。その後、フライングチェンジフットコンビネーションスピン(レベル4)、ステップシークエンス(レベル4)、チェンジフットコンビネーションスピン(レベル4)を披露。最後のアクションで強い印象を残して演技を終えると、李海仁は氷の上に倒れ込んだ。
李海仁は2022年北京大会の選抜戦で落選の苦杯をなめたが、2023年の四大陸選手権で金メダル、世界選手権で銀メダルを獲得。特に世界選手権でのメダル獲得は、キム・ヨナ以来10年ぶりの快挙だった。2024年には不祥事に巻き込まれる不運もあったが、法廷闘争の末に懲戒処分は無効となった。4年越しでつかんだ五輪の舞台に対し、自信に満ちた演技を約束した李海仁は、自身の持ち味である安定感を大舞台でも遺憾なく発揮してみせた。
2026/02/20 08:34
https://japanese.joins.com/JArticle/345083