「交戦!」 すぐに消えた弾道ミサイル…中東のスターになった韓国の天弓部隊(1)

投稿者: | 2026年5月14日

「戦闘待機!戦闘待機!」

13日午後3時50分、敵の弾道ミサイル発射探知を意味するけたたましいサイレンの音が耳を突いた。サイレンが鳴ると、ミサイル防衛司令部傘下の第8146部隊の発射班要員3人が天弓-IIの発射台に向かって全力疾走した。

 「交戦!」

作戦統制官の発射命令に従い、交戦統制所が模擬発射ボタンを押した。レーダーの仮想の弾道ミサイルはすぐに消えた。

イラン戦争で初めて交戦デビューした「天弓」は韓国軍の対北朝鮮防衛の主軸だ。空軍はこの日、慶尚南道泗川(サチョン)基地の「天弓-II」運用部隊を報道陣に公開した。

空軍の関係者は「アラブ首長国連邦(UAE)に輸出された天弓が今年初めに中東戦争に投入され、イランの大規模な弾道ミサイル複合攻撃に対応した」とし「韓国の兵器体系が実戦で敵のミサイルを直接撃墜した最初の事例だ」と明らかにした。イラン戦争で天弓がイランのミサイル迎撃に成功したという事実を軍レベルで公式確認したのは今回が初めてだ。天弓の迎撃率は90%以上という。

実際、イラン戦争を契機にUAE以外にもサウジアラビアなど中東主要国で天弓への関心と需要が大きく高まっている。

中東でその威力が確認された「天弓-II」は、敵の航空機や弾道ミサイルに対応できる中距離・中高度地対空誘導弾(SAM)システムだ。15~20キロ上空でミサイルを迎撃する。コールドローンチ方式を採用し、飛行中にサイドスラスターで姿勢と方向を調整して全方位交戦が可能であり、高機動の目標にも対応できる。

全国30余りの軍部隊に分散配備された「天弓-I・II」の砲隊はすでにパトリオット砲隊を超え、名実ともに韓国型ミサイル防衛システム(KAMD)の主軸だ。ただ、北朝鮮が打撃手段を自爆ドローンや巡航ミサイルなどに多様化している点は留意すべき点だ。これらが東海(トンヘ、日本名・日本海)・西海(ソヘ、黄海)を通じて大規模浸透すれば依然として脅威となる。空軍の関係者は「韓国軍は自爆ドローンによる被害が大きかったウクライナとは違い、対空砲などの近接防御システムが部隊ごとにきめ細かく構築されている」とし「軍も最近の戦場環境を反映し、10年前に退役させようとした対空砲を再配備する傾向にある」と話した。

2026/05/14 14:31
https://japanese.joins.com/JArticle/349104

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)