韓国統一部、北朝鮮サッカーチームの訪韓を承認…基金支援議論には「南北選手団ともに応援」

投稿者: | 2026年5月14日

韓国政府が北朝鮮女子サッカーチーム応援団を構成した民間団体に南北交流協力基金からの支援を決め議論が起きる中、20日に水原(スウォン)で試合をおこなう北朝鮮のネゴヒャン女子サッカー団の韓国訪問承認手続きが14日までに完了した。

韓国統一部はこの日公示を通じ、「アジアサッカー連盟(AFC)女子チャンピオンズリーグに参加するネゴヒャン女子サッカー団に対する韓国訪問を承認した」と明らかにした。入国人数は当初大韓サッカー協会を通じて通知してきた選手27人、スタッフ12人の39人で、韓国訪問期間は17~24日だ。

 南北交流協力に関する法律によると、北朝鮮住民が韓国を訪問する際は統一部長官の訪問承認を受けなくてはならず、長官が発給した韓国訪問証明書がなければならない。この証明書は「出入(入境)審査」過程で身分を確認する書類の役割もする。

北朝鮮選手団はAFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)準決勝戦参加に向け17日午後2時ごろ仁川(インチョン)国際空港を通じ入国する予定だ。北朝鮮側が仁川空港での審査過程で旅券を提示する可能性に対し、統一部当局者は「基本的に南北交流協力法に従うが、もし(北朝鮮チームが)旅券を提示するならば実務的次元で写真対照の補助資料として参考にするだろう」と話した。

統一部は11日に南北協力基金管理審議委員会審議を開き北朝鮮チームの応援支援に南北協力基金3億ウォンを投じることにした。このため専門家の間では南北関係改善に没頭した末に北朝鮮が「敵対両国的論」を掲げて対南断絶を継続する現実は反映しない措置との懸念が出ている。

これと関連し統一部当局者は、「一部で北朝鮮チーム応援経費を支援すると報道されているが、南北間の相互理解増進に向け南北選手団をともに応援する活動を支援するものという点を明確に申し上げる。(支援金には)行政費用も含まれるため実際に団体に支援される金額は3億ウォンよりも少ない」と説明した。だが水原FCウィメン応援を基金執行の名目として掲げたのはつじつまが合わないばかりか、「政府が介入するものではなさそうだ」(4日、統一部当局者)と明らかにした当初の立場とも違いがあるとの指摘が出る。

北朝鮮チームは20日に水原総合運動場で韓国の水原FCウィメンと決勝行きをめぐり対戦する予定だ。この試合で勝ったチームはまた別の準決勝戦である日本の東京ヴェルディベレーザとオーストラリアのメルボルンシティFCの勝者と23日に同じ場所で決勝戦を行う予定だ。北朝鮮チームが準決勝戦で敗北する場合には24日に戻ることになる。

一方、南北協力民間団体協議会、民族和解協力汎国民協議会、ハンギョレ統一文化財団など200以上の民間団体はこの日共同報道資料を出し、3000人規模の「2026AFC-AWCL女子サッカー共同応援団」を結成することにしたと明らかにした。

これら団体は「われわれの応援団は特定チームではなく両チームすべての善戦を応援する。勝敗を離れスポーツの2大精神であるフェアプレーと平和が具現されるよう懸命に応援する」と強調した。その上で「今回の共同応援団構成は政府の要請ではなく民間団体が先に推進し政府と協議する過程で行われるもの」と付け加えた。

AFCが「スタジアム内での政治的・宗教的メッセージ表現禁止」などを案内していることから、この規定の範囲内で垂れ幕、応援タオル、応援棒、双方のクラブ旗などの応援道具を活用する予定だ。

これと関連し民間団体関係者は「クラブチーム対抗戦である点を考慮し双方の国名は使わず、両チームの名称と選手の名前を呼んで応援に出る計画」とし、「しっかり水原、がんばれネゴヒャン」「がんばれ!私たちが応援してる」「水原FCウィメンを応援します」「ネゴヒャン女子サッカー団ようこそ」「勝利を超えてBEYOND VICTORY」などの応援文言を使うと明らかにした。

2026/05/14 17:57
https://japanese.joins.com/JArticle/349115

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