日本タンカーがホルムズ海峡通過、2隻目…高市首相「イラン大統領に直接要請」

投稿者: | 2026年5月15日

日本の大型タンカーが14日、ホルムズ海峡を通過したと、日本政府が同日発表した。米国・イスラエルとイランの間の戦争が始まって以降、日本のタンカーがホルムズ海峡を抜けたのは先月29日の出光興産の「出光丸」に続いて2隻目。

高市早苗首相はこの日、自身のX(旧ツイッター)で「ペルシャ湾に滞留していた日本関連船舶1隻が14日、ホルムズ海峡を無事通過し、ペルシャ湾外へ退避し、日本へ向けて航行している」とし「4人の日本人乗組員が乗船している」と伝えた。

 続いて「私からペゼシュキアン大統領への直接の働きかけを行ってきたほか、茂木外務大臣を中心に現地の大使館を含めて様々な調整を行ってきた」と説明した。

これに先立ち高市首相は先月、ペゼシュキアン大統領と2回にわたり電話会談を行い、ホルムズ海峡の通航問題を直接扱った。4月8日と30日にペゼシュキアン大統領と電話をした高市首相はホルムズ海峡を「世界物流の要衝であり国際公共財」と強調し、すべての船舶の自由で安全な航行を要求したという。

日本は原油輸入の約90%を中東に依存し、その大半がホルムズ海峡を通過するため、今回の事態に最も敏感な国の一つに挙げられる。ただ、トランプ米大統領が韓国・日本など7カ国に船舶護衛作戦への参加を要請した際には自衛隊派遣などに慎重な立場を示し、ペゼシュキアン大統領との直接対話など外交的解決策に重きを置いてきた。

日本経済新聞などによると、同日ホルムズ海峡を通過した船舶はENEOSのグループ会社の原油タンカー「エネオス・エンデバー号」という。原油200万バレルを積載できるパナマ船籍の超大型原油タンカー(VLCC)で、ENEOSホールディングス傘下の海運会社ENEOSオーシャンが保有している。日本経済新聞はこの船舶が2月下旬にクウェートのミナ・アル・アフマディを出発したと伝えた。

2月以降、ホルムズ海峡を通過した日本関係の船舶は5隻(LNG運搬船3隻、タンカー2隻)であり、まだ39隻が残っている。うち1隻には日本人乗組員3人が乗船している。

一方、茂木外相は同日の関連記者会見で「(イランに通行料は)支払っていない」と明らかにした。米財務省は先月、「ホルムズ海峡の安全な通過のためにイラン政府やイスラム革命防衛隊(IRGC)に直接・間接的に通行料を支払うことは米国人および米国が管理する外国法人には許されない」とし、通行料を支払った場合は制裁対象になり得ると警告した。

2026/05/15 07:52
https://japanese.joins.com/JArticle/349122

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