「ホルムズ封鎖」経験したクアッド、海洋安保で共同対応…中国・北朝鮮も牽制(1)

投稿者: | 2026年5月27日

米国・日本・インド・オーストラリアが参加するインド太平洋安全保障協議体「クアッド(Quad)」が、共同海洋監視のための「インド太平洋海洋監視協力(IPMSC=Indo-Pacific Maritime Surveillance Collaboration)構想」の発足に合意したと、米国務省が26日(現地時間)に明らかにした。

クアッド4カ国外相はこの日、インド・ニューデリーで開かれた会議後に発表した共同声明で、「主要航路の脆弱性や、商業活動の円滑な流れを脅かすリスクが、重要な海洋地域での最近の情勢によって浮き彫りになった」として、この合意案を公開した。

 初期の共同監視はインド洋に集中する予定だ。インド洋から始め、徐々にインド洋とつながるペルシャ湾(ホルムズ海峡)と紅海で、イランおよび代理勢力による航行の自由への脅威に共同で対応する狙いがあるとみられる。

実際、クアッド4カ国は共同声明で、「航行の権利と自由、そしてホルムズ海峡および紅海を通るグローバル商業の安全で滞りのない流れ」を強調し、「商船への攻撃を糾弾し、通行料の賦課などに反対する」と明らかにした。

さらに、「海上輸送とサプライチェーンの混乱は、世界的な燃料・食料・肥料の確保と海上従事者の安全に広範な影響を及ぼした」として、ホルムズ海峡を封鎖したイランを事実上名指しした。

クアッドは、イランが戦争後もホルムズ海峡に対する統制権を維持しようとした場合、米国を中心に共同対応するための手続きも整えた。

まず、共同海洋監視のため、インド太平洋に面した国々に商業用海洋領域認識データを提供するクアッドの「インド太平洋海洋領域認識構想」もインド洋へ拡大し、包括的な共通作戦状況図(Common Operating Picture)を構築することにした。また、各国沿岸警備隊が集まり、違法な海洋活動への対応策を模索する「海上監視任務」をインド主導で実施し、国家支援テロの脅威や無人航空機に焦点を当てた対テロ机上演習を来月オーストラリアで開催することにした。

2026/05/27 07:28
https://japanese.joins.com/JArticle/349635

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