仁川市長候補らが独立有功者巡り攻防…野党「22親等で子孫?」、与党「一族を侮辱」 統一地方選

投稿者: | 2026年6月1日

 独立有功者の子孫が、韓国与党・共に民主党の朴賛大(パク・チャンデ)仁川市長候補を公職選挙法違反(虚偽事実公表)で警察に告発した。

 独立有功者・朴鎮海(パク・チンヘ)先生の直系5代目に当たるパク・キヒョン氏は先月29日、仁川警察庁前で記者会見を開き、「朴賛大候補はメディアとのインタビューや公の場で、自ら『独立有功者の子孫』『独立運動家の子孫』と名乗ってきた」と指摘した。

 パク・キヒョン氏は「朴賛大候補が22親等だとして『独立有功者の子孫だ』と名乗るのは、本当の子孫たちの名誉を傷つける可能性がある」と主張した。

 その上で、「私の高祖父である朴珍海は1919年に慶尚北道安東市礼安面で三・一運動(日本からの独立運動)を主導して逮捕され、懲役1年の刑を受けて監獄で苦しみ、建国勲章愛族章を受章した」「朴賛大候補のこのような行動は票を得るため感情に訴えるマーケティングに過ぎない」と述べた。

 パク・キヒョン氏は同日、朴賛大候補に対し、正式な謝罪、明確な血縁関係の説明、政治的な目的で独立運動の歴史を汚したことに対する社会的責任などを求めた。

 この前日の先月28日には、最大野党・国民の力の劉正福(ユ・ジョンボク)仁川市長候補が「朴賛大候補は10年以上にわたり独立有功者・李相竜(イ・サンリョン)先生の子孫であると名乗り、政治的資産としてきたが、実際には『22親等の傍系』に過ぎないことが確認された」と述べていた。

 これに対し、朴賛大候補の選挙対策委員会はコメントを出し、「劉正福候補は歴史を歪曲(わいきょく)している」と反論した。

 朴賛大候補の選挙陣営は「歴史の当事者が直接語っているにもかかわらず、劉正福候補は族譜の数字だけを根拠に100年にわたる歴史を消し去ろうとしている」「まさに歴史の壟断(ろうだん=独り占め)であり、生きている独立運動の子孫たちに対する冒涜(ぼうとく)だ」と述べた。

仁川=キム・ウンジン記者

2026/06/01 14:00
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