【W杯】日本代表監督が示した品格…「私の力が一番足りなかった」敗れても称賛される

投稿者: | 2026年7月1日

 「監督としての力がなくて皆さんにすみませんと伝えたい」

 決勝トーナメント1回戦で2026年サッカー・ワールドカップ北中米大会の旅路に幕を下ろしたサッカー日本代表の森保一監督は、記者会見でこのようにお詫びした。森保監督は「この段階で大会を去らなければならない点が本当に残念だ」としつつも、「選手たちは今日の試合でも全力を尽くして頑張ってくれた。選手たちを称えていただきたい」と語った。

 日本代表は30日、米テキサス州ヒューストン・スタジアムで行われた大会の決勝トーナメント1回戦で、ワールドカップで5度の優勝を誇るブラジルに1対2で惜敗した。前半29分、佐野海舟がセンターライン付近から単独ドリブルで突破した後、強烈なシュートで先制ゴールを決め、大番狂わせの可能性を高めた。だが、ブラジルは後半11分にカゼミーロのヘディングによる同点ゴール、さらに後半アディショナルタイムに日本の守備のミスから生まれたチャンスでガブリエル・マルチネッリが劇的な逆転ゴールを決め、ベスト16へと駒を進めた。

 トーナメント初戦で早々に敗退したものの、今大会の日本代表は最後まで高い評価を受けた。日本は今大会の予選から世界レベルの実力を見せ、本大会で上位を狙う「ダークホース」として注目されていた。オランダ、スウェーデン、チュニジアなどと共に「死の組」と呼ばれたF組で2位(1勝2分・勝ち点4)を記録し、難なくグループリーグを突破した。選手たちだけでなく、監督やコーチ陣も厳格な審査を経て、ワールドカップに向けた最高のチームが作り上げられた。森保監督も決勝トーナメント1回戦を翌日に控えたインタビューで、「ブラジルは本命の優勝候補国、自分たちはダークホースの優勝候補国という位置付け」としたうえで、「(ブラジルを)リスペクトはするが、勝つチャンスはあると思って、歴史を変えられるようにベストを尽くしたい」と自信を見せた。

 森保監督はこの日の試合で惜敗した後も選手たちを気遣い、日本のサッカーファンに真摯に結果を説明する誠実な姿勢で注目を集めた。森保監督は「日本のサッカーは間違いなくレベルは上がっていると思う」とし、「ただ、まだ世界を超えていくには努力していかなければいけないところ、変えていかなければいけないところを、今大会で学ぶことができた」と語った。

 また、サポーターに向けては「日本はもちろん、テレビを通じて応援してくださったすべての方々に、勝利をお届けできず残念だ」と付け加えた。この日、NHKは、森保監督と日本代表選手たちに対し、「惜しくも敗れたが、皆さん本当にお疲れさまでした」と称賛とねぎらいの言葉を贈った。

 日本を相手に辛勝を収めたブラジルのアンチェロッティ監督も、「2点目を決めることができてラッキーだった」とし、「日本は組織力が強く、試合の運び方をよく知っている。フィジカルの面でも激しくプレッシャーをかけてきたが、結果的にそれに負けなかった」と日本代表を称賛した。

 日本と並んでアジアの二強とされてきた韓国のサポーターたちにとっては、ワールドカップの成績だけでなく、「代表監督の態度」が物議を醸すまで対照的な状況となり、後味が苦いのは避けられない。この日、グループリーグ敗退後、仁川(インチョン)空港に帰国した韓国代表のホン・ミョンボ監督に対し、一部のサポーターたちが「20億(ウォン)を吐き出せ」「ホン・ミョンボは金を吐き出して出て行け」「韓国サッカーは死んだ!」など、過激な言葉を浴びせた。

2026/06/30 14:46
https://japan.hani.co.kr/arti/international/56578.html

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