選手たちが選ぶ最高の選手は? 「比較対象ない大谷」

投稿者: | 2024年6月12日

メジャーリーグ(MLB)の「スーパースター」大谷翔平(30、LAドジャース)がビッグリーグで共にプレーするチームメートに最も優れた野球選手と認められた。

米スポーツ専門メディアのジ・アスレチックは11日(日本時間)、「MLB現役選手を対象にした無記名アンケート調査の結果、大谷が102人のうち46%の47人の支持を受け、最高の選手部門1位になった」と発表した。

 また「大谷は彼を近くで日常的に見る選手にも依然として輝きを失わない存在」とし「大谷に投票しなかった選手の一部は『最高の選手タイトルは大谷にふさわしい』ということに同意したが、『あまりにも当然の結果』という理由から他の選手を選んだりもした」と説明した。

日本プロ野球で活躍して2018年にMLBにデビューした大谷は世界最高のリーグで投打で成功し「二刀流」ブームを起こした。昨年末にはドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)でサインし、全世界スポーツ史上最大規模の契約となった。

今年はひじの手術の影響で指名打者として出場しているが、大谷が依然として世界最高の野球選手ということに多くのスター選手が同意した。先月中旬から1カ月近く打撃のスランプが続いているが、結果は変わらなかった。

大谷に投票したある選手は「彼は唯一無二だ。すべての選手には似たタイプのプレーヤーがいるものだが、大谷は比較対象がない」と支持の理由を説明した。最近はニューヨーク・ヤンキースの看板打者アーロン・ジャッジが「大谷はすごい選手だ。球場のあらゆるところに打球を飛ばし(投手として)投球もする。短い外野フライでも三塁からホームに入る足も持っている」と称賛した。

昨年史上初めて40本塁打-70盗塁を達成したロナルド・アクニャ・ジュニア(アトランタ・ブレーブス)は27人(26.5%)の票を受けて2位だった。ジャッジとドジャースのムーキー・ベッツ(共に9人、8.8%)がその後に続いて3位タイ。アクニャに投票したある選手は「大谷に投票しないのは難しいが、アクニャも『最高』という修飾語にかなり近い選手」とし「彼の打撃練習を見て感動した。彼との5年間の対決は本当につらかった」と明らかにした。

一方、「最も過大評価された選手」を尋ねる質問ではマイアミ・マーリンズの中堅手ジャズ・チザム・ジュニアが20.3%(12人)で最も多い票を受けた。この質問には多くの選手が「他の選手を否定的に言いたくない」として回答を拒否し、計59人だけが回答した。2020年にメジャーデビューしたチザムは2022年にオールスターに選ばれ、一時的に活躍したが、今季の打率は2割4分9厘(全体76位)に終わっている。2番目は6票(10.2%)を受けたLAエンゼルスの内野手アンソニ-・レンドンだった。

「各チームが最も望む選手」という項目では計95人が投票し、ベッツが12.6%(12人)で1位、大谷が6.3%(6人)で2位だった。ベッツは内・外野の守備が共に可能で、長打力とスピードまで兼ね備えたメジャーリーグを代表する「5ツールプレーヤー」だ。

また「選手が最も入団したいチーム」という質問ではアトランタ・ブレーブス、ボストン・レッドソックス、LAドジャース、テキサス・レンジャーズ、NYヤンキース、シカゴ・カブスの順だった。ジ・アスレチックは「アトランタは名門大学チームが集まっている南部地域の球団」とし「スターに成長した多くの選手がアトランタ近隣で育ち、アトランタを応援した」と説明した。

一方、オークランド・アスレチックス、シカゴ・ホワイトソックス、コロラド・ロッキーズ、LAエンゼルス、NYメッツは選手が最も入団を避けたいチームに選ばれた。縁故地移転を進めているオークランドには回答者の40%(32人)の票が集中した。

2024/06/12 08:55
https://japanese.joins.com/JArticle/319756

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