米国人にもっと車を売れ…韓日「米増設競争」

投稿者: | 2026年7月21日

米国で韓国と日本の自動車競争がさらに激しくなりそうだ。米国政府の関税障壁を避け両国の自動車メーカーが生産基地と供給網を米国に移してだ。急速に成長するハイブリッドスポーツ用多目的車(SUV)市場が激戦地になると予想される。

自動車業界によると、トヨタは36億ドルを投資してテキサス州サンアントニオ工場を増築し、2030年までに年間15万台を追加生産する。ホンダも新規工場カードを切った。三部敏宏社長は最近読売新聞に「(北米に)もう一つ生産拠点がいる」と明らかにした。すでに北米7カ所の工場が事実上フル稼働状態のため米国に新たな工場を作るだろうという見方が出ている。これはトランプ政権の輸入車関税と、自動車に使われる米国製部品の割合を高める形で米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)を改正しようとする動きに対応した動きとみられる。

 米国で2位のトヨタ、5位のホンダ、4位の現代自動車グループの競争はさらに激しくなる見通しだ。最大の激戦地は米国の電気自動車需要鈍化などで浮上するハイブリッドSUV市場だ。2025年に米国の一般ハイブリッドカー販売台数は約205万台で前年より28%増えた。専門家はこの成長の相当部分をSUVが牽引したとみている。昨年と今年上半期に現代自動車グループの米国販売成長を牽引したのもこの車種だ。

問題は各社の市場拡大がシェア競争につながる構造である点だ。代表的なハイブリッドモデルがトヨタ「RAV4」とホンダ「CR-V」、現代自動車「ツーソン」、起亜「スポーテージ」だ。韓国自動車研究院のイ・ハング諮問委員は「ハイブリッドSUVで現代自動車グループの直接の競争相手は日本車。これらが生産を本格拡大すれば中長期競争が激しくなるだろう」と診断した。

現代自動車グループも現地化にスピードを出している。現代自動車のアラバマ工場と起亜のジョージア工場、現代自動車グループ・メタプラント・アメリカ(HMGMA)を合わせ年100万台前後の生産体制を構築した。HMGMAの生産能力を年30万台から2028年には50万台に増やし、全体の生産能力も120万台に拡大する計画だ。バッテリーなど核心部品の現地供給網構築競争も激しい。トヨタはノースカロライナ州のバッテリー工場稼動を通じてハイブリッドカー用バッテリーの現地調達の割合を引き上げており、現代自動車グループもやはりジョージア州の合弁法人を通じてバッテリー現地化率を高め原産地要件をクリアする戦略だ。

大徳(テドク)大学未来自動車学科のイ・ホグン教授は「トランプ政権の保護貿易政策で自動車工場だけでなく主要部品供給網まで米国内で完結する方向に進むほかない。労組が国内生産減少を懸念して現地化計画に反対すれば現代自動車グループが日本車のように速やかに米国生産を増やすのに制約が生じる恐れがある」と指摘した。

2026/07/21 08:37
https://japanese.joins.com/JArticle/352282

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