釜山、外国人観光客が40%急増…4544億ウォンを消費

投稿者: | 2026年7月22日

釜山(プサン)を訪れる外国人観光客が急増し、地域の商圏が活気づいている。南浦洞(ナンポドン)や西面(ソミョン)、海雲台(ヘウンデ)、オシリアなどの主要観光地には外国人観光客が相次いで訪れ、飲食店や宿泊施設、大型商業施設での消費が増加している。

20日、釜山市によると、今年1~5月に釜山を訪れた外国人観光客は193万6572人で、前年同期比40%増加した。全国平均の増加率(21%)の約2倍に達する水準だ。外国人観光客100万人を過去最速で突破しており、今年の目標である400万人の達成も順調に進む見通しだ。

 観光客の増加に伴い、消費も急速に伸びている。韓国観光データラボのクレジットカードビッグデータ分析によると、今年1~5月の釜山における外国人観光客の消費額は4544億ウォン(約500億円)で、前年同期比56%増加した。ソウルに次いで全国2位だ。5月の観光消費額だけでも1322億ウォンに上り、年初に比べて2.5倍以上に増えた。

特に大型観光施設では、外国人客による売上高が大きく伸びた。オシリア観光団地では、ロッテモール東釜山店の外国人客による売上高が今年1~5月に150%増加した。ロッテワールドアドベンチャー釜山も35%増えた。海雲台では、シグニエル釜山とL7海雲台の外国人客による売上高が、それぞれ60%、82%増加した。

西面のロッテ百貨店釜山本店でも、外国人客による売上高が125%急増した。ロッテ百貨店釜山本店の関係者は、「外国人観光客の平均宿泊日数が2.5~3泊と長くなったことを受け、単なる買い物ではなく、韓国文化や韓国料理を体験できるイベントを実施している」とし、「参加した外国人から好評を得ており、今後さらに拡大していく予定だ」と話した。

消費の拡大は商業施設の空室率低下にもつながった。国家統計ポータル(KOSIS)によると、西面・田浦(チョンポ)地区の中大型商業施設の空室率は、昨年1-3月期の16.5%から今年1-3月期には11.2%へと大幅に低下した。南浦洞も24.5%から21.0%へ下がった。同じ期間に釜山全体の空室率が上昇したのとは対照的だ。外国人観光客が集中する商圏では、消費回復の効果を実感していることになる。

外国人観光客による特需を一過性のものに終わらせないためには、解決すべき課題も多い。まず、外国人観光客の多様化が急務だ。霊山(ヨンサン)大学観光コンベンション学科のオ・チャンホ教授は、「今年、釜山を訪れた外国人観光客の半数は台湾・中国・日本からの観光客だ」とし、「消費力のあるインドネシアやマレーシアからの観光客がより多く釜山を訪れられるよう航空便を増やすとともに、イスラム教徒向けの飲食店など利便施設の拡充が必要だ」と述べた。

また、観光客が大型商業施設だけにとどまらず、路地裏の商店街まで自然に足を運べるよう、交通や案内体制を改善するとともに、地域の商店主が参加する割引・体験プログラムを拡充すべきだとの指摘も出ている。チャガルチアジメ市場商人会のユ・ジェイン会長は、「南浦洞一帯やカントン市場では外国人観光客が大幅に増えたが、トイレなどの利便施設や駐車場が不足し、地域一帯は対応に追われている」とし、「路地裏の商店街へとつながる旅行コースの開発など、多様なコンテンツが整えば、さらに多くの外国人観光客が訪れるだろう」と話した。

釜山市は、クルーズ観光の拡大や「ビジット釜山パス」の活性化、「釜山花火大会」や「星の海釜山 ナイトフェスタ」など滞在型コンテンツを強化し、観光消費を地域経済全体へ波及させる方針だ。

2026/07/22 11:06
https://japanese.joins.com/JArticle/352381

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