15カ国のクルーズ業界が済州に集結…「アジア海洋観光ハブ」に向けた試金石

投稿者: | 2026年7月22日

◇15カ国から約700人参加…クルーズ統合プラットフォーム構築へ

アジアのクルーズ産業の未来を議論する国際フォーラムが韓国・済州(チェジュ)で開催される。世界の主要クルーズ会社や寄港地、観光業界関係者が一堂に会し、航路拡大や共同マーケティング、持続可能な成長策を模索する場となる。

 済州道と海洋水産部は、23日から25日まで済州国際コンベンションセンター(ICC JEJU)で「第13回済州国際クルーズフォーラム」を開催すると発表した。今年のフォーラムには15カ国からクルーズ会社、寄港地、港湾、観光業界、学界の関係者ら約700人が参加する。テーマは「アジア・クルーズ4.0:境界を越えて一つに」。国や産業の垣根を越えた協力を基盤とするアジア・クルーズ統合プラットフォームの構築が中心議題となる。

◇昨年は約75万人が来訪…今年の目標は80万人

済州道は今回のフォーラムを契機に、主要寄港地を超え、北東アジアのクルーズハブへと飛躍する足掛かりにしたい考えだ。アジアのクルーズ市場はコロナ禍以降、回復基調にある。

済州道は今年のクルーズ旅客数「80万人」を目標に掲げている。今年上半期までにクルーズで済州を訪れた旅客は32万6772人だった。昨年、済州を訪れたクルーズ旅客は75万6031人だった。

◇クルーズ会社の運営や寄港地開発など専門セッションを開催

開幕式では、MSCクルーズの韓国・日本・東南アジア地域代表を務めるオリビエロ・モレッリ社長が基調講演を行い、アジアのクルーズ市場における協力の方向性と成長戦略を提示する。

続いて、クルーズ会社の運営、寄港地開発、持続可能性、学術分野など10以上の専門セッションが開かれる。約50の機関・企業が参加する展示会場は、クルーズ会社館、産業館、寄港地館で構成される。世界のクルーズ商品・サービスに加え、済州の地域コンテンツや船用品、国内外の主要寄港地も紹介される。

商談会には、道内企業や観光地15カ所を含む約50社・団体が参加し、海外クルーズ会社と新規事業や商品開発について協議する。

◇釜山(プサン)・仁川(インチョン)など国内寄港地との共同マーケティングも

国内の寄港地間による共同マーケティングも推進する。海洋水産部が主催するポートセールスには済州、釜山、仁川などが参加し、台湾のクルーズ会社や旅行会社を対象に、新規航路の開設や寄港拡大に向けた誘致活動を展開する。

また、アジア・クルーズ・リーダーズ・ネットワーク(ACLN)が各国のクルーズ産業の動向や課題を共有する特別セッションも設けられる。

◇「実際の航路開設と観光商品開発につなげたい」

観光、人工知能(AI)、データ分野を専攻する大学生30人が参加する「済州クルーズ観光データ・ハッカソン」では、観光客の移動経路や消費パターンを分析し、政策や産業に活用できるアイデアを提案する。

済州道海洋水産局のキム・ジョンス局長は、「フォーラムで議論された協力策を実際のクルーズ航路開設や観光商品開発につなげたい」としたうえで、「道内企業がアジアのクルーズ市場と直接結び付く機会を継続的に拡大し、済州が北東アジアのクルーズハブとして定着できるよう努める」と述べた。

2026/07/22 14:53
https://japanese.joins.com/JArticle/352400

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