台湾の女優・徐熙媛(バービィー・スー)さんが生前所有していた高級住宅「台北信義」の所有権が、韓国の歌手で夫のク・ジュンヨプさんと徐さんの未成年の子ども2人に移転したと、聯合報や自由時報などが28日(現地時間)、報じた。
報道によると、徐さんが所有していた2軒の高級住宅のうち1軒である、台湾・台北市信義区松勇路にある「台北信義」の所有権移転手続きが22日に完了した。
この住宅は、徐さんが2016年に3億6200万台湾ドル(約18億2800万円)で購入したペントハウスだ。現在の時価は約4億6000万台湾ドルと推定されている。
関係者によると、この住宅の所有権はク・ジュンヨプさんと未成年の子ども2人に、それぞれ3分の1ずつの共有名義で移転した。
◇もう1軒の高級住宅には銀行の抵当権が…今後の処理は不透明
徐さんが所有していたもう1軒の高級住宅である、信義区松徳路の「国家芸術館」は、現在も所有権に変更はないと伝えられている。
この住宅は、徐さんが2009年に約2億台湾ドルで購入した。しかし、元夫の汪小菲氏が事業資金を調達するため、約1億1000万台湾ドルの担保融資を受けたことで、銀行の抵当権が設定された状態となっている。
汪氏は現在までに500万台湾ドルしか返済していないとされており、今後この住宅がどのような方向で処理されるのかは不透明だ。
現在、「国家芸術館」にはク・ジュンヨプさんの義母に当たる黄春梅さんが居住している。ただ、今後、相続や処分などの関連する法的手続きが完了した後、黄さんが引き続き居住するかどうかが決まる見通しだ。
◇遺産分割手続き進む…ク・ジュンヨプさんと子ども2人が均等相続の見通し
徐さんの死去後、自宅内の資産については、ク・ジュンヨプさん側と汪氏側の弁護士が共同で立ち会い、写真撮影や記録作成、公証手続きを終えたと伝えられている。
相続人の権利を保護するため、遺産分割が完了するまでは、これらの資産を任意に移動したり処分したりすることはできない。
台湾の法律専門家らは、徐さんの遺産は台湾民法第1138条に基づき、配偶者であるク・ジュンヨプさんと未成年の子ども2人の計3人に、それぞれ3分の1ずつ均等に分配されるとの見方を示している。
◇ドラマ『流星花園』の「杉菜」役でブレーク…昨年、肺炎の合併症で死去
徐さんは生前、女優・歌手・司会者として幅広く活動する、台湾を代表するスターだった。
2001年、日本の漫画『花より男子』を原作とするドラマ『流星花園』でヒロイン「杉菜(シャンツァイ)」役を演じ、一躍人気を集めた。
徐さんは2011年に中国人実業家の汪小菲氏と結婚したが、2021年に離婚。その後、2022年にク・ジュンヨプさんと再婚した。
徐さんは昨年2月初め、日本旅行中にインフルエンザに感染した後、肺炎の合併症で死去した。遺族には夫のク・ジュンヨプさんと、元夫の汪小菲氏との間に生まれた長女(11)と長男(9)がいる。
2026/07/29 10:46
https://japanese.joins.com/JArticle/352721