ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が最近、日本と領有権を争っているクリル列島(千島列島)のイトゥルップ島(択捉島)を訪問した後、日露衝突の破裂音が大きくなっている。
こうした中、ロシア国内の強硬派の間では、自国と敵対する日本との戦争を辞さないという趣旨の極端な発言まで飛び出している状況だ。
元大統領で現国家安全保障会議副議長のドミトリー・メドベージェフはクリル列島の事態について「これらの島々は過去も、現在も、そしてこれからもロシア領として残るだろう」とし、「この点を理解できない人は、自身の妄想による『恐ろしい結果』に直面することになるだろう」と自身のソーシャルメディアで明らかにした。
ロシア連邦議会連邦院(上院)国際問題委員会のウラジーミル・ジャバロフ第1副委員長は、ロシアメディアとのインタビューで「日本は今や『真の敵』のように振る舞っている」とし、最近、広島市長が原爆投下の追悼式典でウクライナ戦争に関連してロシアを批判したことを「偽善」だと指摘した。
ジャバロフ氏は「米国が何と言おうと、世界で初めて(日本に)核攻撃を敢行したという事実は決して消すことができない。当時、核兵器を保有していた国は米国だけであり、誰もがこの事実を知っている」と語った。
元副首相で現連邦院議員のドミトリー・ロゴジン氏は、日本政府がプーチン大統領のクリル列島訪問に猛烈に抗議したことに対し、「私の考えでは(日本の抗議は)無視しても構わない」「自分たちに誰が原子爆弾を落としたのかさえ卑怯にも記憶できない民族は、尊重はおろか関心を向けられる価値すらない」と述べた。
1945年の広島・長崎の原子爆弾投下の主体が米国であるにもかかわらず、そのような米国と同盟を結び、ロシアと敵対してウクライナを間接支援している日本に対する嘲笑と解釈された。
軍事・政治ジャーナリズムセンターの専門家であるボリス・ロジン氏は、「プーチン大統領のクリル列島訪問に対し、日本が『抗議する』などとつぶやいているが、全くもって厚かましい」「クリル列島はロシア連邦の領土だ。ロシアはそこで望むことは何でもできる。さらに核兵器を配備してもいい。日本が干渉することではない」と述べた。
その上で「クリル列島の問題を巡って日本と、公式的であれ非公式的であれ、いかなる交渉も原則的に行ってはならない」とし、「米国の衛星国である日本側に、ロシアからこれらの島々を武力で奪おうとするいかなる試みも、必然的に日本に対する核攻撃につながるという事実を明確に知らせなければならない」と述べた。
2026/08/19 13:00
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