「大韓サッカー協会の新会長は元選手より経営能力を備えた人物を」(2)

投稿者: | 2026年8月19日

–監督選任を透明・公正にするにはどうするべきか。

問題はマニュアルがないことではなく、それを実行して順守しているかどうかにある。制度があっても守らなければ信頼は崩れる。外部からの圧力や上層部の介入があったのか、責任者の能力不足だったのかを明確に究明する必要がある。監督の選任が特定の個人の影響力に左右されないよう原則と手続きを徹底して守り、すべての過程を透明に公開することで、国民とサッカーファンの信頼を得なければいけない。

 –協会が信頼を回復する具体的な革新案は。

時代の変化に合わせて定款と運営体制を整備し、人事刷新を断行しなければいけない。業務手続きを標準化し、デジタル基盤の行政を拡大することで、人ではなくシステムによって動く組織をつくる必要がある。代表チームから指導者、審判、ユース世代、アマチュアまでを包括する中長期的な発展戦略を定めなければいけない。実際、サッカー協会は2013年に創立100周年(2033年)を見据えた長期プロジェクト『ビジョン・ハットトリック2033』をすでに発表している。5つの目標、10の政策、30の実践課題も設定されている。まともなリーダーを選び、近視眼的な行政を捨てて、従来のビジョンを徹底的に点検・実行するべきだ。健全で公正な原則を実践してこそ、名誉を取り戻すことができるだろう。

日本代表は32強戦で強豪ブラジルに1対2で惜敗したが、グループリーグから優れた競技力で拍手を受けた。今回のW杯前後のFIFAランキングを比較すると、韓国は25位から32位に7つも下がったが、日本は18位から17位に上昇し、アジア圏で最も高い。

–日本サッカーの大躍進から何を学ぶべきか。

日本は1983年から10年間、焦ることなく世界のサッカーを研究しながら『百年の計』を立てた。人ではなく、システムによって機能する仕組みにしたのが核心だ。選手の競技力や姿勢、コーチ陣、協会、さらには国民文化にいたるまで、すべてが世界的なレベルに達し、その結果、W杯優勝を狙うサッカー強国になった。過去には韓国が日本に毎回勝っていたが、最近は優位に立てていない。今後は日本を単にライバルと見るのではなく、徹底的な準備、長期的な投資、体系的な人材育成という面で差があることを認め、飛躍に向けた長期戦略を立てて準備すれば、20年以内に韓国も十分に軌道に乗せることができる。

–人材育成体系で改善する部分は。

韓国は指導者が主導する一方的な指示型のトレーニングに偏っているため、選手の試合中の応用力が低下している。基礎技術のレベルも低い。統一された教育ガイドラインがなく、指導者個人のやり方に依存している。一方、日本サッカー協会は16歳以下まで、すべてのクラブに一貫したカリキュラムとトレーニング時間の規定を適用し、体系的な基盤を築いている。韓国サッカーも成長段階ごとに目的を明確にし、12歳、14歳、16歳では技術・戦術・体力・精神力を含め、共通する基礎を教える標準化されたカリキュラムを導入することが急がれる。長期的には、アマチュアクラブを100以上に増やすディビジョンシステムを構築するべきだ。

2026/08/19 14:33
https://japanese.joins.com/JArticle/353785

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