韓国国家安保室長と会った中国外相「日本の右翼勢力に警戒を…米国は対北朝鮮敵視政策を放棄すべき」

投稿者: | 2026年8月21日

20日、訪韓中の王毅・中国共産党中央政治局委員兼外相は韓国の魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長と会い、日本の右翼勢力に対する警戒を促した。また、韓半島(朝鮮半島)の緊張を解決するためには米国が対北朝鮮敵視政策を放棄すべきだと強調した。

中国国営新華社通信はこの日、王外相が魏室長とソウルで行った戦略対話で「日本の右翼勢力による歴史に逆行する言動を警戒し、日本軍国主義の復活を絶対に容認してはならない」と述べたと報じた。

 日本への共同対応要求は、李在明(イ・ジェミョン)大統領と趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官の会談に関する報道資料には盛り込まれなかった内容だ。中国は昨年11月、高市早苗首相の台湾有事発言以降、日本との関係が全面的に悪化した状態だ。

王外相は米国の対北朝鮮敵視政策の放棄も主張した。「韓半島の緊張した情勢を解決する根本的な道は問題が生じた根源を取り除くことであり、米国が対朝鮮(北朝鮮)敵視政策を放棄することだ」と述べた。また「各方面が対話を再開するのに有利で、相互信頼を回復するための取り組みを多く行い、韓半島で韓・朝(韓国と北朝鮮)両国が平和的に共存し、最終的に韓半島の停戦メカニズムから平和メカニズムへの転換と長期的な安定を実現することを希望する」と述べた。「二つの国家論」に基づき、停戦協定を平和体制に転換するロードマップを明らかにした形だ。

前日の韓中外相会談と同様、韓米同盟に対する牽制(けんせい)も続けた。王外相は「韓国は真の戦略的自主を実現し、陣営対決や陣営選択に頼らず、中国・米国などと並行不悖(へいこうふはい、並行しても互いに抵触しない)する大国関係を発展させていくことを希望する」と述べた。韓米同盟が中国を狙ってはならないという趣旨で、前日の「独立自主、並行不悖」と同じ文脈だ。

一方、青瓦台は韓半島情勢に関連し、魏室長が「対話再開に向けた政府の努力とともに、『中断』から始まる段階的かつ実用的な非核化アプローチを説明した」とし、「こうした対北朝鮮政策を推進していく過程で中国の建設的な協力を求めた」と明らかにした。王外相の発言については、米国の対北朝鮮敵視政策に関する発言を除き、「韓半島の平和・安定に向けた建設的な役割を引き続き果たしていくとした」とし、「双方は今後も韓半島情勢に関連して緊密な意思疎通を続けていくことにした」とだけ伝えた。

この日の会談の名称も両国の発表で食い違った。中国は戦略対話と明らかにしたが、青瓦台は「2021年12月以降中断されていた韓国国家安保室長と中国共産党中央外事工作委員会弁公室主任間の対話チャンネルが約5年ぶりに復元された」とし、「高官レベルの外交・安全保障ライン間の対話再開を歓迎する」とだけ明らかにした。

2026/08/21 08:29
https://japanese.joins.com/JArticle/353876

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