昨年、日本外交官との会談で両手をポケットに入れた姿が物議を醸した中国外務省の元アジア局長が駐オーストラリア大使として着任した。
駐オーストラリア中国大使館は24日(現地時間)、新任駐オーストラリア中国大使として劉勁松氏(54)がこの日午後、中国国際航空(エアチャイナ)便でオーストラリアに到着し、赴任したと明らかにした。
劉大使はオーストラリア到着後、書面による演説で「両国と世界はいずれも100年間なかった大変革を経験している」とし、「中国とオーストラリアの利害関係はさらに深く結びつき、人的・文化的交流はさらに緊密になり、解決すべき課題はさらに増えた」と述べた。
続いて「両国の間には歴史的な恨みも根本的な利益の衝突もない」とし「経済的にも高度に相互補完的で、協力の展望も期待に値する」と強調した。
そのうえで「習近平中国国家主席は中国・オーストラリア関係に心血を注ぎ、方向性を定めてきた」とし「習主席を代表し、私は包括的戦略的パートナー関係の守護者であり促進者になる」と明らかにした。
中国浙江省生まれの劉氏は中国北西部の新疆ウイグル自治区で育ち、駐アフガニスタン中国大使や中国外務省アジア局長などを歴任した。
劉大使は昨年、高市早苗首相が「台湾有事の際の介入」を示唆する発言をし、中日間の外交対立が高まっていた時期に北京で日本外務省アジア大洋州局長の金井正彰氏と会談し、注目されたことがある。
当時、劉大使が両手をポケットに入れたまま金井局長を見下ろすような姿が捉えられ、中国国営メディアがこれを映像で公開したことで、外交的優位を誇示するため意図的に公開したとの解釈が出た。
日本の一部では劉大使を「ポケット外交官」と呼び、対日強硬派と評価する声もあった。
2026/08/25 14:47
https://japanese.joins.com/JArticle/354050