2023年、タイの道路はすべて日本車だった。首都バンコクをはじめと北部の観光都市チェンマイも例外ではなかった。たったいま買ったばかりのような新しい車から古くなった車まで、ホンダかトヨタでなければ日産、三菱、スバル、スズキだった。さらに商用車(トラック)さえいすゞが大部分だった。ときおりBMWやメルセデス・ベンツが見られた。現代(ヒョンデ)自動車や起亜(キア)など韓国車はほとんどなかった。
東南アジアの大部分がそうだったように、タイもやはり日本車王国だった。実際に統計を見れば2023年に日本車のタイ市場でのシェアは80%程度だった。そして3年が過ぎた2026年.依然として道路には日本車が多いが、3年前とは違いが明らかだった。きらきらした新しい車の大部分が見慣れないエンブレムを付けていた。それなりに自動車マニアだが初めて見るエンブレムが少なくなかった。いずれも中国の電気自動車とハイブリッドカーだ。韓国でもおなじみのBYDだけでなく、吉利、チェリー、長安、ニオ…。タイの道路の風景が大きく変わるのに3年もかからなかった。
2024年にBYDが韓国進出を宣言した時、多くの自動車消費者は鼻で笑うことすらしなかった。「それをだれが買うのか」という反応が多かった。昨年本格的な販売を始めた時も消費者の反応は一言で「どうでもいい」だった。ところがわずか1年でどうなっただろうか。韓国輸入自動車協会によると今年1~7月に40~50代が個人名義で登録した新規登録輸入車の10台中1台がBYDだった。価格が安いだけに若い層が先に動くだろうという予想とは違い、輸入車市場の主流の40~50代が先に動いたのだ。
10%が何だというのか。そうだ。まだ台数自体が絶対的に多いのではない。ところがBYDはテスラ、BMW、メルセデス・ベンツに次いで販売台数4位だ。一時韓国市場で旋風的な人気を呼んだアウディ、ボルボ、レクサスのようなメーカーは見られない。日本車は韓国に進出したメーカーをすべて合わせてもBYDより少ない。7月基準でBYDはレクサスやトヨタなど日本車全体の2825台より多い2846台を売った。
2026/08/30 11:09
https://japanese.joins.com/JArticle/354258