イランのホルムズ海峡タンカー攻撃に、米国が「タンカーにはタンカー」報復爆撃

投稿者: | 2026年9月2日

米国がイランのホルムズ海峡通行船舶攻撃に対する報復として1日(現地時間)、イラン政府所属のタンカー2隻を爆撃した。

アクシオスは同日、米政府関係者の話として、今回の攻撃はトランプ大統領が承認した「タンカー対タンカー」政策の一環だと報じた。関係者らによると、米軍の無人機が発射したミサイルは、米国が設定した海上封鎖線の北側のイラン沿岸に停泊していたイランのタンカーの機関室に命中した。

 アクシオスは米軍がイランの船舶攻撃への報復としてイランのタンカーを攻撃したのは今回が初めてであり、イランによる米国の海上封鎖違反を阻止するために用いられてきた従来の対応とは次元が異なると説明した。

これに先立ちサウジアラビア産原油を積載したリベリア船籍のタンカー「セネガル・プロスペリティ」と、サウジアラビア船籍のタンカー「シドル」が前日、ホルムズ海峡のオマーン側海域で正体不明の飛翔体による攻撃を受けた。このうち「セネガル・プロスペリティ」は韓国の海運会社、長錦商船(英語名SINOKOR)が運航するタンカーという。これら船舶はイランによるホルムズ海峡封鎖に対応して米国側が設けた航路を利用していたとみられる。海外メディアは、今回の攻撃は先月30日にホルムズ海峡近くのララク島にあるイランのロケット発射台2カ所を標的として行われた米軍の空爆直後に発生した、と報じた。

イランのタンカーを攻撃したこの日、米軍はイラン革命防衛隊(IRGC)の防空基地、レーダーシステム、機雷敷設施設、通信施設などを標的にバンダルアッバース、ジャースク、チャーバハール、コナラク、ミナブ、シリクなど南部沿岸地域一帯と、ホルムズ海峡の要衝ケシュム島を空爆した。

イランでの軍事作戦を統括する米中央軍(CENTCOM)はXで「米軍は米東部時間1日正午(日本時間2日午前1時)、イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)の標的に対する攻撃を開始した」と明らかにしていた。続いて「今回の攻撃は、最近IRGCがホルムズ海峡を航行する民間船舶と、この地域(中東)に展開している米軍将兵を標的とした攻撃を試みたことを受けての措置」と説明した。

イランは直ちに周辺国の米軍基地を狙った反撃を始めた。

米政府の関係者らはこの日、米軍が100余りの目標物を攻撃したが、イランの報復攻撃は失敗したと伝えた。

イラン革命防衛隊は「ヨルダンの米海兵隊基地キャンプ・ティティンに強力な弾道ミサイル攻撃を加え、多数の米兵が死亡した」とし「ヨルダンのプリンス・ハッサン空軍基地にある米軍の無人機RQ-4、MQ-9の格納庫に大規模なミサイル攻撃を実施した」と発表した。また「イラクのアルビール州にある米軍の修理センター、装備倉庫、監視・誘導システムを破壊し、複数の米軍兵士が死亡した」と主張した。

これに対しヨルダン軍は「領空内でミサイル13発のうち10発を迎撃し、3発は集落から離れた地域に落下した。死傷者はいない」と反論した。米軍も死傷者はいないと明らかにした。クウェート軍も「敵対的ドローン攻撃に対応している」と発表し、バーレーン内務省は「防空システムがイランの無人機を迎撃した」と伝えた。

関係者らは、今回の米軍の攻撃でイランのホルムズ海峡における攻撃能力が大幅に弱体化し、商船に対するイランの脅威が少なくとも1カ月間は低下する効果があるとの見方を示した。

2026/09/02 14:38
https://japanese.joins.com/JArticle/354465

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)