国立中央博物館が7月から特別展で愛国志士・朴源根(パク・ウォングン、1912-1950)の遺墨として紹介していた書道作品が、日本による統治時代に中枢院参議や顧問などを務めた朴重陽(パク・チュンヤン、1872-1959)の作品だったという調査結果が出た。
国立中央博物館は7日、「特別展『わたしたちの食卓』で展示した書道作品『一飯是国恩』について、専門家が調査を実施した結果、朴源根ではなく朴重陽のものだという結論を下した」と発表した。
博物館は当初、この作品を愛国志士・朴源根の文字として紹介し、これを後から知った家族が展示室でひざまずいてすすり泣く写真が公開され、関心を集めた。しかし、開幕からおよそ1カ月が過ぎた先月10日、落款印として押されていたのは朴重陽の別名だという主張が提起され、作品を撤去した。その後、博物館は書道・近現代史・古文書・保存科学分野の専門家7人を諮問委員に任命して分野ごとの検証を進め、これを総合し、朴重陽が日本留学時代に残した作品だという結論を下した。
国立中央博物館としては、展示作品の検証手続きがずさんだったという指摘を避けられなくなった。その上、作品が公開されてから1カ月たってから、外部からの情報提供を通じて問題を認識した。兪弘濬(ユ・ホンジュン)館長は「歴史的人物に対する正確な事実確認は、博物館が国民の前で守るべき最も基本的な責務だが、これが不十分だった」とした上で「今後、展示品の検証手続きをさらに強化し、同じことを繰り返さないようにする」と謝罪した。
2026/09/08 10:20
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