北朝鮮の体育政策を統括する金日国(キム・イルグク)体育相が17日午後5時頃、愛知県常滑市の中部国際空港の到着ロビーに姿を現した。彼は、迎えに来た在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総連)の関係者らと短い挨拶を交わすと、すぐに空港の外へ立ち去った。空港で待機していた韓国と日本の取材陣には目もくれず、虚空を見つめながら瞬く間に退場した。金体育相は当初、空港で簡易記者会見を行うと伝えられていたが、急きょ計画を変更したらしく、固く口を閉ざした。
金体育相は愛知・名古屋アジア大会の北朝鮮選手団長を務め、2018年以来8年ぶりに日本を訪問した。日本政府は、北朝鮮の核・ミサイル開発に対する独自の制裁として北朝鮮国籍者の入国を禁止しているが、国際スポーツ交流のための訪問は例外的に許可している。
彼を追って空港ターミナルの外に出ると、雰囲気が一変した。「朝鮮民主主義人民共和国選手団を熱烈に歓迎します」と書かれた横断幕が掲げられており、総連系の大学生約20人と韓服(チマチョゴリ)を着た女性たちが人共旗(北朝鮮の国旗)を振っていた。万歳三唱をする人もいた。これを見た金体育相は明るい表情で歓迎団に向かって「お会いできて嬉しいです(パンガプスムニダ)」と挨拶し、関係者らと抱き合った。
紺色のスーツにネクタイを締めた金体育相は、胸に金正恩(キム・ジョンウン)総書記の顔写真が入ったバッジをつけていた。これに対し、随行員らは金日成(キム・イルソン)・金正日(キム・ジョンイル)親子の顔が入ったバッジをつけており、目を引いた。
2026/09/18 09:20
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