ファンの「奇襲キス」に遭ったBTSジン…ファンのセクハラ論争で警察が内偵捜査に着手

投稿者: | 2024年6月19日

ボーイズグループBTS(防弾少年団)のメンバーJIN(ジン、本名キム・ソクジン、32)が転役記念イベントで、一部ファンから奇襲キスを受けた事件に関連し、韓国警察が内査(立件前調査)に着手した。
 18日、ソウル松坡(ソンパ)警察署はJINにキスを試みたファンを性的暴行処罰法違反容疑で捜査してほしいという告発状が受け付けられたことに関して、内査に着手したと請願人に知らせた。

この日、あるオンラインコミュニティには「警察がJINにセクハラをした加害者に対して内査に着手した」というタイトルの文章が掲載された。

該当の陳情を出したAさんは「立件前調査進行状況通知書」の写真を取って添付した。通知書には「貴下の事件はソウル松坡警察署に事件として受け付けられて調査が進められています」という一文が記されていた。

Aさんは担当警察官と電話で交わした対話内容も一緒に投稿した。

これによると、セクハラ事実が明確であっても、被害者(JIN)側が「性的羞恥心」を感じなければ醜行罪は成立しない。JINや所属事務所側が捜査を望んでいないか非協調的である場合、所属事務所〔HYBE(ハイブ)〕に「出席要求書」を発送することになる。被害者JINに出席させて、逮捕令状を受けるなど強制措置を取ることができないためだ。

出国禁止措置に関しては「行事に参加した1000人に対する名簿を警察側が所属事務所から受け取らなければならず、その後加害者が誰か確認しなければならない手続きもあり、迅速に行うのは大変」とし「加害者が特定されてこそ(出国禁止)申請ができ、申請しても被害者の陳述を受けた状態でなければ警察が認知段階に入ることができない」と説明した。

これに先立ち、SNSやオンラインコミュニティを中心にJINにセクハラ行為をした女性は日本ブロガーだという推測が出てきた。これに対して一部のファンたちは国民申聞鼓(国民意見箱に相当)を通じ、松坡警察署に出国禁止を要請する陳情を追加で提起した。

一方、JINは12日、京畿道漣川(キョンギド・ヨンチョン)にある陸軍第5歩兵師団新兵教育大隊で陸軍現役服務を終えて満期転役した。

JINは転役翌日、約3時間にわたって1000人余りのファンと抱擁する「ハグ会」というイベントを行った。この席で一部のファンたちは奇襲キスを試みた。これに対して14日、JINにキスを試みたファンを性的暴行処罰法違反容疑で捜査してほしいという告発状が届け出られた。

2024/06/19 08:11
https://japanese.joins.com/JArticle/320062

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