「第2次世界大戦」に関する米中の発言に驚き…高市首脳、トランプ大統領と緊急電話会談

投稿者: | 2026年9月28日

 日本の高市早苗首相が、米中首脳会談終了後の26日、米国のドナルド・トランプ大統領と20分間の電話会談を行い、日米の連携を確認した。これに先立ち、米国ワシントンで会談したトランプ大統領と中国の習近平国家主席が第2次世界大戦に言及して米中協力を強調したため、慌てて火消しに乗り出したというわけだ。

 高市首相は電話会談後、首相官邸で記者団に対し、「(トランプ)大統領から詳細な説明があった。経済安全保障など中国をめぐるさまざまな課題を中心に意見を交わし、日米の連携を確認した」と述べた。その上で、「日米は今や最も信頼し合える同盟国になったと伝え、地域と世界の平和と安定のためともに寄与していくことを確認した」と主張した。

 トランプ大統領は米中首脳会談の冒頭発言で、第2次世界大戦をまず取り上げた。トランプ大統領は「われわれが共通の利益に焦点を合わせるならば、成し遂げられることが多い」とし、第2次世界大戦のとき米国が中国に極秘で派遣したパイロット部隊「フライング・タイガース」に言及した。習近平国家主席はその後の夕食会で、「抗日戦争の期間、中国は数百人の米国人パイロットを救い、数十万人の命を代償として払った」とした上で「血と炎の中で結ばれたこうした友情は、世代を超えて語り継がれていくことだろう」と語った。中国が軍事的に膨張し、米国の対中戦略が揺らぐことを警戒する日本にとって、トランプ大統領の「第2二次世界大戦発言」は不快に感じざるを得ない。

 そこで高市首脳は25日、記者団に対し、「(日米間において)戦争はあったけれど、その後しっかりと和解し、関係を深め、現在は非常に強い絆で結ばれた同盟国として、お互いに信頼し合える関係だと思っている」と述べた。現在の米国の同盟国は中国ではなく、日本だという点を強調したというわけだ。

 高市首脳は、トランプ大統領が習近平国家主席と会う前の22日、米国ニューヨークで首脳会談を行うなど、トランプ大統領の対中認識を密着して管理する外交戦略を展開している。日本は今年3月にも米中首脳会談が予告されると、高市首脳のホワイトハウス訪問を推進して実現させた。今年5月に北京で習近平国家主席と会ったトランプ大統領は帰国の際、大統領専用機エアフォースワンの機内から高市首相に電話をかけ、首脳会談の結果を説明した経緯がある。

2026/09/28 10:40
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